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林道ツーリングで何度か「あ、これはまずかった」という経験をしました。

ゲートの意味を理解していなかったり、ぬかるんだ路面で無理をして転倒したり。失敗から学んだことをまとめます。


林道の種類

林道にはいくつかの種類があります。

一般車両通行可能な林道

市道・町道・国有林の管理道路として一般開放されているもの。

ゲートがなく(またはゲートが開いていて)、普通車も入れる林道です。釣り目的の車も多く入ります。

作業車専用・許可車のみ

「作業車以外通行禁止」「関係者以外立入禁止」の表示がある林道。

ここは入ってはいけません。表示を無視して入ると不法侵入になります。

ゲートが設置された林道

冬期閉鎖・崩落修復中・通行禁止などの理由でゲートが設置されることがあります。

ゲートが閉まっている=通行禁止と理解するのが基本です。「バイクなら通れる隙間があっても入ってはいけない」という判断が大事。


走行前のチェック

  1. 地図の確認:国土地理院地形図やOSMで林道の存在を確認する
  2. 最新情報の確認:市区町村のHP・林野庁の情報で通行禁止・閉鎖情報を確認
  3. 天候の確認:雨後の林道は路面が崩れやすく、スタックリスクが高い
  4. 燃料の確認:山の中ではガソリンスタンドがない。余裕を持って出発する

走行中のマナー

対向車との離合

林道は幅が狭いことが多い。対向車が来たら早めに端に寄って停車して待つ。

バイクは小回りが利くので、積極的に先に端に寄る方がスムーズです。

地面を傷めない

ぬかるんだ路面でスピンさせると路面が掘れて、後の人や管理者に迷惑をかけます。

スタックしそうなときは無理に通ろうとせず、引き返す判断も大事。

速度を抑える

正直なところ、林道を初めて走ったころは「誰もいないし飛ばしてもいいか」と思っていました。まぁ、甘かったんですよ。カーブの先にハイカーのグループが歩いていて、急ブレーキで転倒しかけた。あれは本当にヒヤリとしました。

林道では時速20〜30キロが基本です。カーブの先は常に人や車がいると思って走る習慣をつけると、落ち着いて走れるようになります。

ハイカー・釣り人との共存

林道には釣り目的で車を停めている人も多いし、山歩きをしているハイカーもいます。バイクのエンジン音は自分が思っている以上に迷惑をかけることがあるんですよ。

特に徒歩の人の近くを通るときは一度スローダウンして、ゆっくり横を抜けるのが礼儀だと思っています。相手が驚いて転倒でもしたら、こちらの責任になりますから。

ゴミを持ち帰る

山の中のゴミ捨てはマナー違反。自分が出したゴミはすべて持ち帰ります。


自然を壊さないために

林道を長く走り続けていると、毎年少しずつ通行できる場所が減っていくのを感じます。崩落した道がそのまま放置されたり、ゲートが増えたり。その背景には、マナーを守らないライダーによる路面破壊や、ゴミの問題があることも多い。

おれ自身も昔、ぬかるみでスロットルを開けすぎて轍を深くえぐってしまったことがあります。あとから来た方に「ここ、あなたが掘ったんですか」と言われて恥ずかしかった。正直なところ、それ以来ぬかるみでは意地でもアクセルを開けないと決めています。

植物・生き物への配慮

道端に生えている植物を踏んだり、沢の水を汚したりしないように気をつけます。林道の脇には渓流が並走していることも多く、そこで釣りをしている人がいたりするんですよ。バイクで川の近くを走るときは、余計な砂埃を立てないよう、そっと通り抜けるのがマナーだと思っています。


おれが実際にやらかした話

恥を忍んで書きますが、過去に2回、ゲートの存在を見落として立入禁止区域に入ってしまったことがあります。1回目は見通しの悪いカーブのすぐ先にゲートがあって、気づかず通過してしまった。2回目は冬期閉鎖のゲートが半開きのような状態で、うっかり「開いている」と判断してしまった。

どちらも結果的に引き返しましたが、林業関係の方に「ここは通行禁止ですよ」と声をかけられたときの気まずさといったら。まぁ、恥ずかしかったですよ、本当に。

それ以来、走る前日には必ず市町村のホームページや林野庁の情報を確認するようにしています。スマホで「○○林道 通行止め 2026」みたいに検索するだけでも、かなりの情報が拾えます。

別の日には、林道の途中でUターンしようとしてバランスを崩し、道の端の斜面に前輪を落としてしまったこともあります。セロー225は軽いのでなんとか自力で引き上げられましたが、重めのアドベンチャーバイクだったら一人では起こせなかったと思う。林道でのUターンはできるだけ広い場所まで進んでから行うか、事前に地形を把握しておくことが大事です。


転倒した場合の対処

林道でのバイク転倒は、一人の場合に特に危険です。

  1. まず自分自身の怪我を確認する
  2. バイクを道の端に寄せる(後続車がいる場合のため)
  3. 携帯の電波を確認する。圏外の場合は歩いて電波のある場所まで移動する
  4. 自力でバイクを起こせない場合は、ロードサービスに連絡する

日本自動車連盟(JAF)やバイク保険のロードサービスは、林道での転倒にも対応しています。


林道は楽しいけれど、ルールを守って安全に楽しむのが一番大事です。まぁ、楽しけりゃいいよね。


よくある質問

Q: ゲートが開いていれば林道に入っても大丈夫ですか?

A: ゲートが開いていても、表示や看板を必ず確認してください。冬期閉鎖や工事のゲートが半開きのまま放置されているケースがあります。「関係者以外立入禁止」「作業車専用」の表示がある場合は、ゲートの開閉に関係なく入ってはいけません。

Q: 林道でのバイクの適切な速度はどれくらいですか?

A: 一般的には時速20〜30キロが目安です。カーブの先にハイカーや釣り人の車が停まっていることも多く、飛ばしていると急ブレーキでは間に合わない状況になります。知らない林道の初回は特にゆっくり走るのが基本です。

Q: 林道が通行可能かどうか、事前にどうやって調べますか?

A: 市区町村のホームページや林野庁の「林道情報」ページで確認できます。「○○林道 通行止め」とスマホで検索するだけでも情報が出ることが多い。地元のバイクショップやライダーズカフェに聞くのも確実です。

Q: 林道でエンストや転倒して動けなくなったらどうすればいいですか?

A: まず自分の怪我を確認してから、携帯の電波があるか確認します。圏外の場合は歩いて電波のある場所まで移動してからJAFやロードサービスに連絡します。一人で林道に入るときは、出発前に家族や友人に行き先と帰宅予定を必ず伝えておくことが重要です。

Q: ぬかるんだ路面は引き返すべきですか?走り抜けるべきですか?

A: 正直なところ、ぬかるみは引き返した方がいいケースが多いです。無理に通ろうとするとスタックや転倒のリスクが高くなるだけでなく、路面を掘り下げて後の利用者や管理者に迷惑をかけます。「行けそう」と「行っても大丈夫」は違うので、天候や路面状態に自信が持てないときは素直に引き返す判断をおすすめします。


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