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カレイの投げ釣りを始めたのは、「冬に釣れる魚を知りたい」という理由からです。

寒い堤防に竿を出して、コーヒーを飲みながらアタリを待つ。急ぎすぎる日常の中で、「待つ釣り」の時間は特別でした。


カレイ釣りの季節

カレイは冬(11〜3月)が最盛期です。

産卵のために浅場に寄ってくる時期で、堤防から投げ釣りで狙いやすい。夏は深場に移動するため、岸からは釣りにくくなります。


釣り場

砂浜(サーフ)・砂地の多い堤防・河口近くの砂底がカレイのポイントです。

岩礁・テトラの多い場所はカレイよりアイナメやソイが多い。「底が砂地かどうか」が重要です。

事前に釣り場の底質を調べておくと無駄足を踏まずに済みます。地元の釣具店で確認するのが確実。


仕掛けの基本

竿・リール

投げ竿(サーフロッド)と大型スピニングリールの組み合わせが基本です。

遠投距離は50〜100m。遠く投げるほど良いということはなく、ポイントを見極めて必要な距離を投げます。

仕掛け

天秤仕掛け:天秤オモリ(20〜30号)にハリスを2本出す形が一般的です。

カレイ専用仕掛けが市販されていて、針の大きさ・ハリス素材が最適化されています。

エサはイシゴカイ(ジャリメ)かアオイソメ。長めにつけて(5〜10cm)底でなびかせるようにするとカレイを誘いやすい。


置き竿の釣り方

仕掛けを投げたら竿を竿置きに立て、アタリを待ちます。

アタリは穂先がコツコツ動いたり、大きく引き込まれたりします。2〜3本の竿を出して複数ポイントを探るのも有効。

誘いのタイミング

置き竿といっても完全に放置ではなく、20〜30分に1回は仕掛けを少し引いて誘います。

エサが底になじんでいるか確認することにもなります。


オモリとポイント選択の実際

遠投投げ釣りはオモリ選びが意外と重要です。

流れが速い場所では20号以下だと仕掛けが流されてしまい、根掛かりが増えます。おれの経験では、河口近くのポイントは25〜30号に上げてからアタリが増えました。正直なところ、最初は「重くすればいい」とは思っていなかったのですが、試してみると流れに負けずにカレイが拾えるようになりました。

ポイントは砂地の「ブレイク(急に深くなる地形変化)」の手前がよく釣れます。

サーフなら離岸流が発生している場所の周辺は海底が掘れていることが多く、カレイが身を潜めやすい。常連さんに教えてもらうのが一番早いですが、釣れた場所をスマホのマップアプリにメモしておくと次回以降も使えます。


おれが盛大に失敗した話

最初のカレイ釣りは、まぁ、散々な内容でした。

仕掛けを投げようとして右隣の釣り人にキャスト方向を向けてしまい、「そっちに投げたらあかんで」と注意されるところから始まりました。遠投しようと力を入れすぎたら指がラインに絡まり、ラインがプチッと切れて天秤とエサごと海に飛んでいきました。仕掛けを予備にかえて再チャレンジしたら、今度はハリスが道糸にくるくる巻きついていて、回収したら完全にスパイラル状態。

正直なところ「投げ釣りってむずかしすぎる」と30分で諦めかけました。

転機は、竿を短く持ってゆっくり振り抜くことを教えてもらったこと。遠投距離が出なくても、50mくらいに収まる安定した投げ方を覚えてからはトラブルが激減しました。カレイは必ずしも遠くにいるわけじゃないので、50mでも十分釣れます。初めての方はまず「まっすぐ投げられる」ことを優先してください。


エサつけの工夫

カレイの食い方は「底をなめるように食べる」のが特徴です。

そのためエサは長めにつけて底でなびかせるのが基本ですが、1点だけ気をつけていること。アオイソメを10cmつけて投げると、飛行中にエサが千切れることがあります。おれは7〜8cmを1匹ちょんがけ(頭から針を刺して尾をたらす)にしてから、ハリスを通さず頭だけに刺す「縫い刺し」を覚えてからエサが飛びにくくなりました。

エサは現場の釣具店で「今日用の量だけ」買うのがおすすめです。ハイゼットカーゴに乗せておくとエサが傷みやすいので、釣行当日の朝に調達しています。


冬釣りの防寒

カレイ釣りは長時間外にいるため、防寒が特に大事です。

  • カイロ(貼るカイロを体に貼る)
  • 防風アウター
  • 厚手の手袋(3本指タイプが操作しやすい)

足元からの冷えが一番きついので、厚手のウールソックス+防水ブーツが必須です。


釣れると嬉しいカレイの煮付け。冬の釣りと食事のセットで。まぁ、楽しけりゃいいよね。


よくある質問

Q: カレイの投げ釣りはどのくらいの距離を投げればいいですか?

A: 必ずしも遠くに投げる必要はなく、50〜70mが安定して狙えれば十分です。それより遠くを狙うより、砂地と砂利底の変化点など「カレイが居つきやすい地形」を探す方が釣果につながります。

Q: カレイ釣りに向いている時間帯はありますか?

A: 朝マズメ(夜明け前後1〜2時間)が最も活性が高い時間帯です。ただしカレイは日中も食ってくるので、1日を通じて粘れるのが投げ釣りの良いところです。まぁ、寒い朝を乗り越えた方が釣果は安定しやすいですよ。

Q: エサはアオイソメとイシゴカイのどちらが良いですか?

A: 正直なところ、どちらでも釣れます。アオイソメは手に入りやすく価格も安定していて使いやすいです。イシゴカイ(ジャリメ)は小さめで柔らかく、食い渋りの時に細かくつけて使うと効果的なことがあります。おれは両方持参して使い分けることが多いです。

Q: 投げ釣りの仕掛けが絡まりやすくて困っています。対策はありますか?

A: 天秤のアーム長さを確認するのが一番です。アームが短いと糸絡みが起きやすいので、15〜20cmあるL字天秤か遊動天秤を選ぶと絡まりにくくなります。それでも絡む場合は、キャスト後に竿先でラインテンションを一瞬抜いてからリールを巻き始めると仕掛けが着底で整列しやすいです。

Q: カレイは食べると美味しいですか?釣った後の処理方法を知りたいです。

A: カレイは白身で淡白な旨みがあり、煮付けや唐揚げにすると絶品です。釣ったらすぐにクーラーボックスに氷と海水を入れた潮氷で冷やすのが大事。持ち帰った後は内臓を早めに取り除いてキッチンペーパーで包み、冷蔵庫に入れておくと2〜3日は鮮度が保てます。ハイゼットカーゴで車中泊釣行する際はクーラーを車内に置いて帰宅まで管理しています。


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