やってしまいました。盛大に。

バイクで渓流釣りに行こうとして、ネットで固定したバックパックが走行中に落下しました。後続の車が急ブレーキ。自分はバックミラーで見ていてヒヤヒヤ。本当に申し訳なかったです。

それからまともな積載を考えるようになりました。


最初は「なんとかなるだろ」と思っていた

セロー225を買ったとき、釣りの積載については全然考えていなかったんです。

リュックを背負って走ればいい。ロッドはゴムネットで固定すればいい。そんな感じで、最初の渓流釣行に出発しました。

ロッドをシート後部のキャリアにゴムネットで固定して、リュックを背負って。

最初の30分くらいはよかったんです。でも、一般道から山道に入ってペースが変わってきたころ、後続車がパッシングしてきた。

バックミラーを見たら、バックパックが道のど真ん中に落ちていた。

ロッドケースは無事でしたが、バックパックの中身が散乱。タックルボックスが開いてルアーがばらまかれる、という惨事です。

後続の車のドライバーさんに謝りに行って、一緒にルアーを拾って。本当に恥ずかしかったし、危ない目をさせてしまって申し訳なかった。


問題を整理した

事故の反省から、バイク釣行の積載について本気で考えました。問題は3つあったと思います。

1. ゴムネットは信用できない

ゴムネットは伸縮するから、走行中の振動で少しずつ緩んでいく。特に凸凹道では外れるリスクが高い。

2. リュックは重心が高くなる

体に荷物を背負うと重心が上がる。林道の不整地や急カーブでバランスが取りにくくなる。

3. 荷物の量と場所が分散していた

あちこちにものを詰め込んでいたから、何がどこにあるか把握しにくい。

ちゃんとしたツーリングバッグを買うことにしました。


タナックス MFK-251 ミドルフィールドシートバッグに変えた

まず買ったのはタナックスのミドルフィールドシートバッグ(MFK-251)です。シートの上に直接ベルトで固定するタイプで、バイク専用に設計されている。

ネットとの違いは歴然でした。

4点固定のベルトがしっかり締まって、走行中に動かない。容量は28〜46リットルで拡張できる。ロッドケースをサイドに挿せるホルダーがついている機種もあって、渓流釣行との相性がいい。

雨蓋がついているから、突然雨が降っても中身が濡れない。これは地味だけど大事です。山の天気は変わりやすいので。


さらに追加——ヘンリービギンズのサブバッグ

シートバッグだけだと、日帰りなら十分なんですが、泊まりがけの釣行になると少し足りない。

そこで追加したのがデイトナのヘンリービギンズ DH-708 ツーリングバッグです。こちらはタンクバッグ型で、前に置ける。財布・スマホ・地図・ルアーケース小型のものを入れておくのに使っています。

タンクバッグのいいところは、走りながら確認できること。地図を見たいとき、スマホナビを確認したいとき、止まらなくていい。

マグネット固定タイプは鉄タンクにしか使えないので、セローのタンクが鉄かどうか確認してから買いました。MFK-251のシートバッグと合わせると収納量が一気に増えます。


ROK STRAPSで保険をかける

ツーリングバッグに変えてからは荷物落下の問題はなくなりました。でも、念のためROK STRAPSも使っています。

ROK STRAPSはゴムネットとは違うストラップ固定で、伸縮性はあるけれど確実にロックされる構造。シートバッグの補助固定や、ロッドケースの追加固定に使っています。

使い方は単純で、フックを引っ掛けて巻き付けるだけ。それでもゴムネットよりはるかに外れにくい。値段も2,000円しないくらいで、コスパがいい。

バイク積載の保険として持っておくと安心です。


渓流釣行の基本装備リスト

積載の話ばかりしましたが、実際にバイクで渓流釣りに行くときの装備をまとめておきます。

必携装備

  • パックロッド(4ピース以上)+軽量リール
  • ルアーケース(薄型・コンパクト)
  • ライン・リーダー・フック
  • プライヤー・ハサミ
  • 偏光グラス(渓流では魚の位置が見える)
  • 虫除けスプレー
  • 防水袋(電子機器保護用)

安全装備

  • ヘルメット(オフロード対応推奨)
  • グローブ(手のひらの保護)
  • プロテクター入りジャケット
  • ブーツ(くるぶしまで覆うもの)

ナビ・通信

  • スマホ(防水ケースに入れる)
  • 予備バッテリー
  • 地図のダウンロード(電波が切れる前提)
  • 出発前につりナビで天気・降水量を確認(渓流は雨後の増水に注意)

林道に入るときは、電波が入る場所で家族に現在地と予定帰宅時間を伝えてから入ります。これは安全のための基本ルールにしています。


積載は「転ばぬ先の杖」

バイクで釣りに行くと言うと、「荷物大変じゃない?」って聞かれます。

大変は大変です。車よりも積める量は少ない。でも、それ以上に得られるものがある。車では入れない場所に入れるし、駐車場を探す必要もない。

荷物が落ちたあの日の失敗が、今の積載術の土台になっています。

ちゃんとしたバッグを使って、固定を確認してから出発する。それだけで、後続車への迷惑も、荷物紛失も、ほぼゼロになります。

装備を整えたバイク釣行は、ほんとうに楽しいです。



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