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フカセ釣りを始めたのは、磯釣りをしているおじさんが「グレを釣ってみろ、感動するぞ」と言ったのがきっかけです。

最初はウキの流し方も、コマセとハリスの合わせ方も、全くわからなかった。道具を揃えて3回通って、ようやくグレが釣れたとき「これは奥が深い」と思いました。

今でも一番うまくできていない釣り方で、釣るたびに何か学んでいる気がします。


フカセ釣りとは

フカセ釣りは、ウキとコマセ(まきエサ)を使ってターゲットの魚を狙う釣り方です。

ハリスに重りをつけず(または最小限にして)、エサを「ふかせた(漂わせた)」状態で魚に見せます。コマセで魚を集め、本命のエサ(オキアミなど)に食いつかせる。

タナ(水深の設定)とコマセの流れを合わせる技術が必要で、地味に難しい釣り方です。でもその分、釣れたときの達成感が大きい。


対象魚

フカセ釣りでよく狙われる魚:

  • グレ(メジナ):磯や堤防に生息。冬が旬で引きが強い
  • チヌ(クロダイ):港や内湾にもいる。春・秋がシーズン
  • メバル:夜のフカセで釣れることも

グレは磯のフカセ釣りの代表格で、食べても旨い魚です。


必要な道具

磯竿

フカセ釣りには磯竿(号数0〜1.5が入門)を使います。先調子で柔らかく、魚の引きをいなす設計です。

シーバスロッドやサビキ竿では仕掛けのコントロールがしにくいため、磯竿専用が推奨されます。

リール

スピニングリール2500〜3000番。フカセ釣り専用の「レバーブレーキリール」を使うと魚が突進したときにラインを出しやすく、バラシが減ります。

ウキ

電気ウキではなく、「円錐ウキ(どんぐりウキ)」を使います。水の流れと一緒に流れるように設計されています。


コマセの重要性

フカセ釣りで釣果を左右するのはコマセのコントロールです。

コマセ(アミエビ+押し麦+ペレットなど)を手のひらに取って海に投げる。このコマセの流れにハリスのエサを合わせることで、魚がエサを本物と認識して食います。

コマセの打ち方・量・タイミングが全部違うと釣れません。これがフカセ釣りの一番難しいところで、経験を積むしかないのですが、面白さの本体でもあります。


初めてグレを釣ったとき

3回目の堤防フカセで、ウキがゆっくり沈んだ。合わせると「ぐっ」と重い感触と、強い横への突進。

竿を立てて耐えながらやり取りして、上がってきたのは28cmのグレでした。白い斑点のある黒い体。磯の匂いがした。

あのやり取りの感触は他の釣りでは味わえない。引きの強さとタフさで、グレは「磯の王者」と言われることに納得しました。


フカセ釣りは「下手だなあ」と思いながらも通い続けています。まぁ、楽しけりゃいいよね。


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