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去年の秋、三浦半島の漁港に前泊したとき、午前2時に目が覚めて眠れなくなりました。
「どうせ起きてるなら」という気持ちで竿を出してみた。ジャリメを針に刺して、ウキを投げた。15分くらいして、ウキがスパッと消えました。
上がってきたのは37cmのクロダイでした。それから僕は夜釣りにはまっています。
夜は魚の警戒心が下がる
昼間に釣り人がたくさん来る港でも、夜になると魚の動きが変わります。
光量が落ちて人間の気配も薄れるので、クロダイやメバルが浅場に上がってくる。昼間は底に潜んでいた魚が岸壁際を泳いでいる、という時間帯です。
特にクロダイは夜行性に近い魚で、日没後から夜明け前の間が一番活性が高いとされています。車中泊釣行との相性が抜群に良い理由はそこにあります。
電気ウキが必要になった理由
最初にクロダイを釣ったとき、ウキは普通の昼用ウキでした。港の常夜灯が明るかったのでギリギリ見えていただけで、暗い場所ではウキの動きが全くわかりません。
「また同じポイントに行って、今度は暗い場所も攻めたい」と思ったときに電気ウキの必要性を感じました。
電気ウキは先端に小さなライトが内蔵されていて、水面にオレンジや赤の光が浮かびます。暗闇の中でもウキの動きがはっきり見えるので、食いアタリを見逃しません。
電気ウキの選び方:失敗した話から
最初に買ったのは100円ショップで見つけた安い電気ウキセットでした。3本セットで500円くらい。「試すだけだから安いやつでいいか」という気持ちでした。
港に着いてセットして投げたら、最初の30分はちゃんと光っていた。ところが1時間もしないうちに光が弱くなって、気づいたら消えていました。
電池を交換しようとしたら、ウキの構造上、電池の取り出しが難しかった。ピンセットが必要なタイプで、暗い中でそんな作業はできませんでした。その夜は途中から常夜灯の明かりを頼りにするしかなかった。
単4電池式とリチウム電池式の違い
電気ウキには大きく2種類あります。
単4電池式は電池交換が簡単で、コンビニでも補充できます。ただし単4電池は消耗が早く、一晩の釣りで2〜3本使うこともあります。
リチウム電池(LR41などのボタン電池)内蔵タイプは光量が安定していて長持ちします。一晩使っても光が弱くなりにくい。ただし電池が特殊なので、予備を何個か持っていく必要があります。
しばらく使って、僕は電池交換できるタイプ(ルミカの製品など)を選ぶようになりました。光量と電池持ちのバランスが良かったです。
夜釣りに欠かせない道具:ヘッドライト
電気ウキと並んで重要なのがヘッドライトです。
暗闇で仕掛けを結んだり、魚を外したりするのは、ちゃんとしたヘッドライトがないとできません。スマホのライトは両手が塞がるので向きません。
夜釣りのヘッドライトで知っておきたいのが「赤色LEDモード」です。
白色の強い光を漁港で使うと、海面に光が入って魚が警戒することがあります。また、常夜灯で集まっているアジやイワシを散らすこともある。赤色LEDは魚への影響が少ないとされていて、足元だけ照らす使い方に向いています。
電池式のヘッドライトより充電式の方が長時間使えて便利です。
夜釣りの注意点
楽しいけれど、夜の漁港はいくつか気をつけることがあります。
足元が暗いので転倒リスクが昼間より高い。ヘッドライトで手元を照らしながら移動する習慣をつけておくと安心です。消波ブロック(テトラ)の上での夜釣りは慣れるまで避けたほうがいいと思います。
虫対策も必要です。夏から秋の夜釣りは蚊が多い。防虫スプレーを塗っておかないと釣りに集中できないくらい刺されます。
光の管理も大事です。スマホを明るい設定で使うと暗闇に目が慣れなくなります。写真を撮るとき以外はスマホを伏せておくか、輝度を落としておくといい。
車中泊×夜釣りは時間を無駄にしない
前泊をすれば、夜中の2時や3時に釣りを始めることができます。
日中の仕事終わりに現地入りして、軽バンで仮眠を取って、夜明け前から夜釣りをして、朝マズメをそのまま続ける。1泊2日でこの流れができると、釣りの密度がかなり高くなります。
「眠れなくて竿を出したらクロダイが釣れた」というあの夜以来、夜の漁港に行くのが楽しみになりました。
まぁ、楽しけりゃいいよね。