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投げ釣りを始めたのは、キスを食べたかったからです。
2年前の夏、キャンプ場の近くに砂浜があって「砂浜=キス釣り」という記憶がなんとなくあった。道具もほとんど持っていなかったのに、「まぁ投げるだけだから難しくないだろう」と思っていました。
その「難しくないだろう」という見込みは最初の5分で外れました。
仕掛けを投げたら絡まって20分かかった
テンビン仕掛けを海に向かって投げたら、ラインがくるくると絡まった。
竿先にハリスが巻きついて、解こうとしたらさらに絡まる。日差しが強い中で汗をかきながら格闘して、最初の1投に20分かかりました。
後で調べたら、テンビン仕掛けはキャストの仕方にコツがあって、ラインにテンションをかけながらゆっくり投げないと絡まりやすいとわかりました。「釣りは準備が8割」とよく言いますが、投げ釣りはキャストの仕方も含めて「準備」なんだと思いました。
投げ釣りの基本タックル
投げ釣りに必要なものはシンプルです。
竿はサーフ用の投げ竿で、4〜4.5mくらいのものが扱いやすい。遠投性能より操作のしやすさを優先するなら3〜3.6mの短めでも問題ありません。
リールはスピニングリールの3000〜4000番あたりが合っています。ラインはナイロン2〜3号か、PEラインを巻いておくと飛距離が出やすい。
仕掛けはテンビン式が基本です。テンビンという金属パーツにハリスとエサ針をセットして、オモリと接続します。市販の「キス仕掛けセット」を買えば、テンビン・針・ハリスが全部揃っています。最初はセットを使うのが一番楽です。
キス狙いの基本:砂浜のどこを狙うか
キスは砂の底に潜んでいる魚で、砂浜全体に均等にいるわけではありません。
水深が変わる「かけあがり」のあたりや、離岸流が発生している場所のそばに集まりやすいとされています。離岸流は海面の流れが沖に向かっている場所で、波の形が他の場所と少し違って見えることがあります。
釣り方は「引き釣り」が基本です。仕掛けを遠くに投げて、ゆっくりリールを巻きながら底を引いてくる。キスが当たると「ブルブル」というかわいい引きが伝わってきます。
エサはジャリメかイシゴカイがほぼ定番です。
隣でヒラメが釣れた
その日、僕は小さなキスを2匹釣ったところで少し満足していました。
隣で釣りをしていた地元の人がヒラメを上げた。砂浜からヒラメ。
「サーフでヒラメが釣れるんですか」と聞いたら「この辺はたまに出るよ」と教えてくれました。
その話を聞いてから砂浜の見え方が変わった気がしました。浅く見えるけど、沖に向かって急に深くなる場所がある。見た目より水深がある場所があって、そこにヒラメやスズキが入ってくることがある。砂浜は「浅いだけの場所」じゃなかった。
釣れたキスを塩焼きにした
その日釣れたのはキス2匹だけでした。小さかった。
キャンプ場に戻ってから焚き火のそばで塩をふって焼いた。骨が細くて全部食べられる。
妻に「2匹しかないの?」と言われたけど、1匹目を食べたら「あ、おいしい」と言っていました。
天ぷらにすると格段においしいんですが、キャンプ場で揚げ物は油の処理が面倒なので、塩焼きで十分です。
投げ釣りはシンプルで続けやすい
投げ釣りは仕掛けがシンプルで道具も少なくて済みます。
ルアーフィッシングみたいにキャストの精度が求められるわけでもないし、アジングみたいに軽量ジグヘッドの操作に慣れる必要もない。「投げて待つ」という基本は変わりません。
砂浜は車を近くに止めやすい場所も多くて、車中泊との相性がいい。夜の砂浜は人も少なくて、波の音を聞きながらのんびり釣りができます。
まぁ、楽しけりゃいいよね。