バイクに釣り竿を積む方法って、意外と情報がないんですよね。
「とりあえずゴムひもでフレームに縛り付けるか」と思ってやったら、走行中の振動でロッドが折れました。3,000円くらいのロッドだったからまだよかったけど、これがメインタックルだったら泣いていた。
バイクにロッドを積む方法は大きく3種類
何度か失敗してから整理すると、バイクにロッドを積む方法は大きく3つです。
① ロッドホルダーをバイクに直接装着する
バイクのフレームやキャリアにロッドホルダーを取り付けて、竿を差し込むタイプ。固定力は強いが、バイクの形状や竿のサイズによって合わないことがある。
② ロッドケースに入れて荷物として積む
ハードまたはソフトのロッドケースに竿を収納して、荷台にくくりつけるか、シートバッグに入れる方法。竿の保護という意味では一番確実。
③ リュックに入れて背負う
コンパクトな竿や分割ロッドであれば、ロッドケースごとリュックに入れて背負う方法。荷物が多くなりがちな釣りキャンプツーリングでは難しいことも多い。
実際に試した結果
やまちゃんはこの3つを順番に試しました。
最初のゴム固定は論外でした(前述の通りロッドが折れた)。
ロッドホルダー直付けは、セローの場合フレーム形状に合うものを選ぶのが難しかった。なんとか取り付けたけど、オフロード走行で振動が大きいと緩んでくる。林道メインの人には微妙かもしれません。
ロッドケース入れてくくりつけるが今のメインです。
ハードケースは頑丈だけど嵩張る。ソフトケースはコンパクトで使いやすいが、転倒したときが怖い。林道を走るのでソフトとハードの中間みたいなセミハードケースを今は使っています。
パックロッドという選択肢
バイク釣行で一番悩まなくなったのは、パックロッド(振り出し式)を使い始めてからです。
振り出し式のコンパクトロッドは、収納すると60〜80cmくらいになります。この長さならシートバッグの中に入るし、リュックにも入る。ロッドホルダー不要です。
性能的には高級なワンピースロッドに敵いませんが、バイク釣行の利便性は圧倒的に上がります。林道の先にある誰も来ない渓流で竿を出すには、「持って行ける」ことが最優先。
ロッドの固定で守りたいこと
経験から言うと、以下の点だけは外さないようにしています。
- 固定点は2カ所以上: 1点固定は振動で動く
- 緩み止めはしっかり: 林道走行後は必ず確認
- 竿先を保護する: ティップはバイクパーツに当たると一発で折れる
- 転倒を想定する: 転倒しても最悪竿だけは助かるように
実際に林道で1度立ちゴケしたとき、ロッドケースに入れていたから竿は無事でした。ケースなしで積んでいたら折れていたと思います。
よくある質問
Q. ゴムひもでロッドを固定するのはなぜダメなのですか?
バイク走行中の振動が想像以上に強くて、ゴムひも固定だとロッドが動いてフレームやパーツに当たり続けます。おれは実際に走行中の振動でロッドを折ってしまいました。固定点は2カ所以上、緩み止めをしっかりすることが最低条件です。
Q. バイク用ロッドホルダーとロッドケース収納、どちらがおすすめですか?
林道メインなら断然ロッドケース収納です。ロッドホルダー直付けはオフロード走行で振動が大きいと緩んできます。セミハードのロッドケースに入れてシートバッグに固定する方法が、保護と利便性のバランスが良いです。
Q. パックロッドに変えるメリットはどのくらいありますか?
バイク釣行の利便性が圧倒的に変わります。振り出し式のパックロッドは収納時60〜80cmになってシートバッグの中に入るので、ロッドホルダー不要になります。性能は高級ワンピースロッドには敵いませんが、「持って行けること」が最優先のバイク釣行では正解です。
Q. 立ちゴケしたときロッドは守れますか?
セミハードロッドケースに入れていれば守れます。おれは林道で立ちゴケ1回経験していますが、ケースに入れていたので竿は無事でした。ケースなしで積んでいたら折れていたと思います。転倒を想定した固定と収納が大事です。
Q. ロッドのティップ(穂先)はどう保護すればいいですか?
ティップはバイクのパーツに当たると一発で折れます。ロッドケースに完全に収納するのが一番の対策です。もしケース外に固定する場合はティップカバーをつけて、竿先がフレームやキャリアに当たらない向きで固定してください。
バイク釣行の積載全般(荷物・ツーリングバッグ)はこちらにまとめています。
→ バイクで渓流釣りの積載術——荷物が道路に落ちてから本気で考えた
林道渓流ツーリングの装備全体はこちら。