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「バイクでキャンプしながら渓流釣りをしたい」という欲望は、やってみると思いのほかハードルが高い。
テントと寝具だけでもそこそこの荷物になるのに、そこに釣り道具が加わる。セローのような排気量のオフロードバイクは積載スペースがそもそも限られています。
3回ほど「積み方の実験」をして、ようやく自分なりの形が決まりました。
積載の大原則:重いものを低く・真ん中に
バイクは荷物の積み方で走行性能と安定性が大きく変わります。
重いもの(テント・シュラフ・水・工具)を低い位置とシートの中央付近に集めるのが基本。高い位置に重心が上がると、オフロードでのコーナリングがしんどくなる。これを知らずに最初は荷物を積み上げていたので、林道が怖かったです。
セローの積載パターン(釣りキャンプ版)
現在落ち着いている積み方です。
リアシート メインのシートバッグ(容量30〜40L程度)。テント・シュラフ・マット(コンパクトタイプ)がここに入る。
タンクバッグ 財布・スマホ・貴重品・地図。すぐ取り出すものをここに。
シートバッグ前方(サイドポーチ的な使い方) レインウェア・工具・応急処置セット。走行中に取り出す可能性のあるもの。
ロッドケース サイドに縦積み。フレームまたはシートバッグのストラップに固定。2〜3本の渓流ロッドを入れたセミハードケースを縦にくくりつけています。
シートバッグとサイドバッグの選び方
ソロキャンプ釣行ではシートバッグ1個 + 小型サイドバッグ2個という構成が使いやすいです。
サイドバッグは左右対称に積むと安定感が増します。片側だけ重くなると直進安定性が落ちます。
容量の目安:
| バッグ | 容量目安 | 主な用途 |
|---|---|---|
| シートバッグ | 30〜45L | テント・寝具・衣類 |
| サイドバッグ(左右各) | 5〜10L | 食料・調理器具・小物 |
| タンクバッグ | 3〜8L | 貴重品・すぐ使うもの |
オフロードバイクはキャリアが小さいことが多いので、シートバッグのベルト固定型が主流になります。タナックスやデグナーが人気ですが、サイズ感は実物を見て選ぶことをすすめます。
釣り道具の軽量化が積載を楽にする
バイク釣行を快適にするには、釣り道具を軽量化・コンパクト化するのが近道です。
- ロッド: パックロッドや振り出しロッドにする
- リール: 小型スピニング(バイクに持ち込む必要がないものは置いていく)
- ルアー: 最小限のボックス1個に絞る
- ウェーダー: ソックスウェーダー+ウェーディングシューズは嵩張る。タイツ型ウェーダーで軽量化する手もある
「何を持っていくか」より「何を置いていくか」の思考に切り替えると積載が劇的に楽になりました。
オフロードで荷物を積む場合の追加注意点
林道走行では段差・振動でベルトが緩みやすい。
林道に入る前に必ずベルトのチェックをするのが習慣になっています。あと、転倒したときに荷物が崩れることを想定しておく。
荷物が多い状態での立ちゴケは体でバイクを受け止めにくいので、オフロード初心者は「軽量積載から慣らす」ほうが安全だと思います。
釣り竿の積載方法はこちら。
→ バイクに釣り竿をどう積むか——ロッドホルダーを試す前にやった失敗の話
バイク渓流釣行全体の装備はこちら。