関東に住んでると、「釣りとキャンプを一緒にやりたい」と思った時、意外と選択肢が少ないんですよね。
「キャンプ場はあるけど釣れない」「釣れるけどキャンプ禁止」みたいな場所が多くて、最初は結構迷いました。
3年くらいかけていろんな場所を試したので、正直に書いていきます。うまくいかなかった場所も含めて。
1. 相模湖(神奈川・相模原)
最初に行ったのが相模湖です。関東の釣りキャンプ初心者が必ず名前を出す場所。
相模湖プレジャーフォレストの近くに釣り場もキャンプ場もあって、アクセスが抜群にいい。八王子から1時間かからない。
ただ、正直なことを言うと、最初に行った時は完全に「雰囲気に飲まれた」んです。施設がきれいすぎて、なんか場違い感があって。
僕みたいな軽バンで来るおじさんより、ファミリーキャンパーが圧倒的に多い。場の空気がちょっと違う感じがした。
釣りの方は、ワカサギとブラックバスが主力。ボート釣りになります。僕は岸からやりたかったんですが、相模湖は岸からの釣りポイントが限られる。ボート料金もかかるし、最初の一歩としては少しお金かかります。
でも景色はいい。朝靄の中の相模湖、本当に綺麗でした。それだけで来た価値はあった。
2. 那珂川(茨城)
2回目に行ったのが茨城の那珂川周辺。
これが一番「思ってたのと違った」体験でした。アユ釣りが有名な川で、夏場は相当賑わうんですよ。でも僕が行ったのが7月。
人。多い。
川沿いに地元の釣り師がずらっと並んでいて、友達の誘いで来た感じで「あ、完全にアウェーだ」ってなった。アユ釣りって漁業権が必要で、知らずに竿を出しかけてあわてて止めたのはここだけの話です。
でも那珂川のキャンプ場自体はよかった。川の音が聞こえる場所でテント張れる。夕方に川沿いを散歩してたら、ヤマメっぽいのが跳ねるのが見えた。
次は秋に行こうと思ってます。アユのシーズンが終わった頃。
3. 霞ヶ浦周辺(茨城)
関東の釣り人なら一度は行く霞ヶ浦。
バス釣りのメッカなので、バス釣りやる人には最高の場所なんですよ。ボートでもおかっぱりでも楽しめる。サイズも出る。
ただ、僕はバスをやらないので……
霞ヶ浦近くのキャンプ場でテント泊して、朝からテナガエビを狙いました。これが面白かった。子どもの頃以来のエビ釣り。息子を連れて行ったら夢中になってた。延べ竿1本と赤虫があれば充分です。
キャンプ場は湖の近くにいくつかあって、設備も整ってます。ただ夏は虫が多い。夜にランタンをつけると恐ろしいことになったのは、ぜひ忘れてください。
4. 房総の磯(千葉)
正直、ここが一番「来てよかった」ってなった場所です。
房総半島の先端あたり、地磯に降りられるポイントがいくつかあって、近くに車中泊OKのキャンプ場もある。
行く前につりナビで春の房総の磯で狙える魚を確認したら、クロダイとカサゴが候補に出てきた。「ルアーでも狙えます」という情報もあったので、そのままフラットなルアーで試してみました。
春先に行ったんですが、クロダイが結構釣れました。フカセ釣りじゃなくてルアーで。カサゴも混じって、半日で食べる分は確保できた。
房総は海の色が関東の他の場所と少し違うんですよ。黒潮の影響なのか、青みが強い。磯場に降りた瞬間、「あ、ここは違う」って感覚がありました。
ただ、アクセスが難しい場所もある。磯に降りる道が細くて、軽バンで行くのに少し緊張した箇所もあった。事前に地図と口コミをちゃんと調べた方がいいです。
波が高い日は無理しない。これ、鉄則。
5. 神奈川の渓流(丹沢周辺)
最後に紹介するのが、神奈川の丹沢あたりの渓流です。
これは「もし渓流釣りをやってみたいなら」という前置きが必要な場所。バスやシーバスとは全然違う世界で、僕も最初は何もわからなかった。
丹沢の支流でヤマメを狙ったんですが、初日は完全にボウズ。渓流は立ち位置、竿の振り方、全部が違う。ルアーも流れの読み方も。
一緒に行った先輩に教わりながら2日かけて、やっとヤマメの1匹目を釣ったときの喜びは今でも覚えてます。15cmくらいの小さいヤマメ。でも川の向こうで跳ねた瞬間の景色、忘れられない。
キャンプ場は丹沢湖の周辺にいくつかあって、設備も悪くない。ただ渓流釣りは3〜9月が漁期なので、時期は要確認。
結局、どこが一番よかったか
「一番」は難しいんですが、釣りメインで行くなら房総の磯が一番期待を超えてきます。
家族で行くなら霞ヶ浦のテナガエビ釣り。子どもが喜ぶし、道具もシンプルでいい。
渓流に興味があるなら丹沢を一度。世界観が変わります。ただし初心者は誰かに連れて行ってもらった方がいい。
関東は選択肢が多いけど情報が散らかってるので、現地に行った人の話を直接聞くのが一番です。僕の話も参考程度にどうぞ。
良いキャンプを。