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あれは冬の朝マズメに向けて、前日夜から軽バンで現地に乗り込んだときの話です。

気温は4度くらい。車の中でシガーソケットから電気毛布をつないで、暖かくして寝てました。

翌朝4時、アラームで起きた。さあ釣り場に行くか、とエンジンをかけようとしたら。

動かない。

完全にバッテリーが上がってました。


シガーソケット電気毛布の罠

電気毛布って、消費電力が結構あるんですよね。60〜80Wくらいのものが多い。

それをシガーソケットから一晩中流し続ければ、そりゃバッテリーも上がります。当たり前の話なんですが、当時は全然気づいてなかった。

JAFを呼んで、2時間待って、朝マズメはもちろん完全に逃した。

しかも冬の朝マズメって年間の中でも特に釣れる時間帯なんです。そこを逃すのが一番つらかった。

救援を待ちながら、スマホで「ポータブル電源 キャンプ」って調べ始めました。

結論:初めての1台ならJackery、充電速度優先ならEcoFlow、コスパ優先ならBLUETTI。
容量1000Wh前後あれば電気毛布一晩+スマホ充電を余裕でまかなえます。車中泊釣行でシガーソケットから電気毛布を使っていた人は、ポータブル電源に切り替えると世界が変わります。


ポータブル電源を導入して変わったこと

ポータブル電源を購入してから、車中泊釣行が劇的に変わりました。

電気毛布をポータブル電源から動かすようになって、バッテリー上がりの心配がなくなった。それだけじゃなくて、スマホの充電はもちろん、ノートPCで釣り場の情報を確認したり、小さなファンヒーターをつけたり、できることが増えた。

車内の快適さが全然変わるんですよね。

3社を使い比べたので、正直な感想を書きます。


Jackery 1000 Plus

最初に使ったのはJackery 708でした。容量が足りなくなって、1000 Plusに買い替えました。今はこっちがメインです。

容量は1264Wh、最大出力は2000W。車中泊での電気毛布(60W)なら理論上20時間以上使える計算になります。

実際に真冬の1泊2日の釣行で使ってみて、電気毛布を一晩つけっぱなしにしてもバッテリーが40%以上残ってました。余裕がある。

Jackeryで気に入ってるのはアプリ連携です。スマホから残量をリアルタイムで確認できる。「今どのくらい残ってるかな」とポータブル電源を見に行かなくていい。

充電の速さも優秀です。専用の急速充電ケーブルを使えば2時間かからずに満充電になります。日帰り釣行から帰ってきて充電しておけば、翌週の釣行には間に合います。

重さは14.5kg。軽バンのトランクに積みっぱなしにしてますが、ズシッとくる重さです。


EcoFlow DELTA 2

2台目に試したのがEcoFlowのDELTA 2です。

容量はJackeryより少ない1024Whですが、最大出力が1800Wで、充電の速さがすごい。フル充電まで約1時間という謳い文句で、実際に使ってみても1時間ちょっとで満充電になりました。

これはキャンプ場に着いてすぐ充電したい場合や、電源サイトに短時間しかいられない状況でかなり助かります。

UIがわかりやすいのも好きなポイントです。液晶の表示がクリアで、残量・入出力ワット数が一目でわかる。ポータブル電源って情報が分かりにくいものが多いんですが、EcoFlowは直感的でした。

ただ本体が少し大きいので、軽バンの狭いトランクでは置き場所を選びます。


BLUETTI AC180

3台目はBLUETTIのAC180です。

容量1152Wh、最大出力1800W。3社の中ではBLUETTIが一番コスパが高いと感じています。

容量あたりの価格でいうと、BLUETTI AC180が一番お得でした。「とにかく大容量を安く手に入れたい」という方にはBLUETTIが一番向いてると思います。

ソーラーパネルとの組み合わせも考えてる方はBLUETTIが相性がいいです。ソーラー充電の対応幅が広い。

デメリットを正直に言うと、充電速度がJackeryやEcoFlowに比べると少し遅い印象があります。急いで使いたい場面には向かないかも。

あとアプリの使い勝手が3社の中では一番シンプルというか、少し物足りない感じがしました。


3社を比較するとこうなる

Jackery 1000 PlusEcoFlow DELTA 2BLUETTI AC180
容量1264Wh1024Wh1152Wh
最大出力2000W1800W1800W
充電速度速い最速やや遅め
コスパ普通普通高い
アプリ使いやすい使いやすいシンプル
重さ14.5kg12kg16.4kg

おれの結論としては、「初めて買う1台ならJackery」「充電速度を最優先にするならEcoFlow」「価格重視ならBLUETTI」という感じです。



ポータブル電源についてよく聞かれること

Q. 車中泊釣行にポータブル電源は何Whあれば足りますか?

電気毛布(強設定で約50W)を一晩8時間使うだけで400Whかかります。スマホ充電や照明も加えると最低でも500Wh以上は必要。おれの場合は冬に電気毛布とポータブルヒーターを組み合わせるので1000Wh以上のモデルを使っています。夏にポータブルクーラーまで賄うなら2000Whクラスが安心です。迷ったら大きめを選んだ方が後悔がないです。

Q. JackeryとEcoFlow、どちらを選べばいいですか?

どちらも実力は高く、用途で選ぶのが正解です。Jackeryはアプリが使いやすくソーラー充電管理が楽、EcoFlowはAC急速充電に強くて2〜3泊の釣行に向いています。この記事で紹介しているJackery 1000 Plusは容量と充電速度のバランスが良く、初めての1台として一番おすすめしています。

Q. 電気毛布はポータブル電源で何時間使えますか?

電気毛布の強設定は約50Wです。1000Whなら単純計算で20時間、変換ロスを引いて8割と見込むと約16時間使えます。弱〜中設定なら30〜35Wに下がるのでさらに長持ちします。500Whのモデルでも弱設定なら一晩は十分持ちます。

Q. ポータブル電源は1台で足りますか?

1〜2泊の釣行なら1台で十分なことがほとんどです。3泊以上の連泊や夏にポータブルクーラーを動かしたいなら2台体制が安心です。おれも2台にしてから「電源不足で朝マズメを諦める」という失敗がなくなりました。

Q. ポータブル電源はソーラーパネルと組み合わせた方がいいですか?

日帰りや1泊なら必須ではないです。ただし連泊釣行を繰り返すなら、ソーラーがあると安心感が全然違います。走行中も充電できる100〜200Wのソーラーパネルを後から買い足しましたが、最初からセットで買っておけばよかったと少し後悔しています。


まとめ

シガーソケットで電気毛布を使ってバッテリーを上げたあの冬の朝から、ポータブル電源の重要性を身をもって学びました。

ポータブル電源を導入してから、車中泊釣行が「快適な移動拠点」に変わりました。寒い夜も暖かく過ごせて、スマホもPCも充電できて、朝マズメに安心してエンジンをかけられる。

最初の1台は値段を見てためらいますが、買ったあとの快適さを考えると絶対に後悔しないと思います。

良い釣行を。


著者の本


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