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「釣った魚をその夜食べる」という体験を最初にしたのは、静岡の港で前泊したときです。

夕方にアジが7匹釣れた。持ち帰って家で食べることもできたけど、「今夜ここで食べたい」と思った。その瞬間に軽バンの後部座席を倒して、シングルバーナーを出しました。

あの夜食べたアジの塩焼きが、たぶん人生で一番おいしかった魚です。


なぜ釣り場で食べると旨いのか

家に帰ってから食べるのと何が違うのかと考えたことがあります。

鮮度は確かに違います。釣ったその場で締めてクーラーに入れておけば、数時間で食べられる。スーパーの魚とは鮮度の次元が違う。

でもそれだけじゃないと思っています。「自分で釣った」という事実が味に加わっている。漁港の匂い、波の音、夕方の空気。それごと食べている感じがする。

嫁に「買った魚より旨いよね」と言ったら「まぁそりゃそうでしょ」と言われました。


軽バンの調理スペース

うちの軽バンはハイゼットカーゴで、後部座席を倒すとフルフラットになります。

そこに折りたたみのミニテーブルを置いて、シングルバーナーを乗せると即席の調理スペースができます。換気のためにスライドドアは少し開けておく。虫が入るのが難点ですが、暗い時期は虫がいないので問題なし。

道具をそのまま置けるスペースが広いのも軽バンの強みで、クーラーボックスとバーナーとクッカーをまとめて積んでおけます。


アジの塩焼き:シングルバーナーで作る

アジは内臓と頭を取ってから塩をふります。

シングルバーナーにグリル(折りたたみ式のやつ)を乗せて、中火でじっくり焼く。皮に焦げ目がついてきたら裏返す。片面8〜10分くらいが目安です。

塩は粗塩が合います。仕上げにレモンを少し絞ると格段にうまくなる。レモンは100円ショップの小さいボトルのやつを常備しています。

焼いているときの匂いが漁港に広がって、少し恥ずかしいけど気持ちはいいです。


メバルの煮付け:コッヘルで作る

メバルを釣ったときは煮付けにします。塩焼きより少し手間がかかるけど、白身がふっくらして旨い。

コッヘルに醤油・みりん・砂糖・水を同量くらい入れて、内臓を取ったメバルを入れる。火にかけて沸いたら中火で10分。仕上げにネギを乗せるとちょっと本格的に見える。

調味料は小さいペットボトルや100均の小分け容器に入れて、専用のポーチにまとめています。「醤油だけ忘れた」という事態が2回あってから、出発前に必ずポーチを確認するようになりました。


「釣れなかった日」の保険食

釣れないこともあります。釣りなので当然です。

そういう日のために軽バンに常備しているのがインスタントラーメンと卵です。

袋麺を茹でて、生卵を落とす。それだけで十分な夜ご飯になります。「釣れなかったな」という気持ちが多少あっても、温かいものを食べると落ち着く。

釣れた日はご馳走、釣れなかった日は保険食。この割り切りがあると心が安定します。


道具の後片付け

漁港やキャンプ場での後片付けは、残飯とゴミの処理に気をつけています。

魚のアラは海に捨てていいか微妙なので、ゴミ袋に入れてしっかり封をする。生ゴミは匂いが出るので二重袋が安心です。漁港は地域によってゴミ捨てのルールが違うので、現地の看板を確認してから使うようにしています。

油汚れはキッチンペーパーで先に拭いてから水洗いする。水が少ない場所でも対応できます。


「自分が釣ったから美味い」という事実

スーパーで買ってきた魚をキャンプで食べてもおいしい。でも自分で釣った魚は、それとは別の「美味さ」があります。

息子を連れて行ったとき、息子が釣ったアジをその夜に塩焼きにしました。「お父さん、めちゃくちゃ旨い」と言っていた。ちょっとオーバーだったかもしれないけど、本当に嬉しかった。

釣りとキャンプと飯が一致した夜は、特別な気分になります。

まぁ、楽しけりゃいいよね。


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