【結論】シマノ フィクセル ライト 22L を買って正解だった。
7年使ったホームセンタークーラーからの買い替えで、差が想像以上だった。「壊れてないし使えてるし」という言い訳でずっと先延ばしにしてたのが、単純にもったいなかった。
「そのクーラー、換え時じゃない?」
先月の話になるんだけど、釣り仲間のたけちゃん(仮名)に言われた一言が頭に刺さったまま抜けなかった。
「やまちゃん、そのクーラー、もう何年使ってる?」
「……7年くらい?」
「換え時じゃない、それ」
ムカつく言い方だったんだけど、帰り道でふと思い出して確認してみたら、本当に7年使ってた。釣りを本格的に始めたばかりのころに、近所のホームセンターで「まぁとりあえず」という気持ちで買った安いやつ。5,000円もしなかった記憶がある。
使えてるなら問題なくない?と思ってた
正直、不満はなかった。魚は持ち帰れてたし、夏でも1日くらいはもつ。氷さえ多めに入れれば問題ない、そう思ってた。
でも、たけちゃんの言葉が引っかかって、帰ってからこのブログで書いたクーラーボックスの比較記事を自分で読み返した。
書いたのはおれ自身なんだけど、改めて読むと「あ、このコスパ計算、7年ものクーラーには当てはまらないな」って気づいた。
当時のおれが「コスパを考えると、最初からちゃんとしたものを買っておくほうが長い目で見て安い」って書いてた。7年前の自分がアドバイスしてくれてた、みたいな感じがして、なんか笑えてきた。
実際に試してみた結果:氷が全部溶けてた
その週末、ちょうど神奈川の堤防夜釣りの予定があったので、ちゃんと確認してみることにした。
出発前に氷を2kgほど入れて、一晩車中泊して翌朝釣り上げたメバルを入れて、昼過ぎまで持ち歩いてから帰宅。ハイゼットカーゴで自宅まで3時間ちょっとのドライブ。
帰宅して蓋を開けたら、氷がほぼ全部溶けてた。
魚は無事だったけど、水の中に浮いてる状態。魚の持ち帰り方の記事で「水に浸けたまま持ち帰らないほうがいい」って自分で書いたのに、そういう状態になってた。
あ、これはアカンな、と。
妻の説得
「クーラーボックス買い替えようと思う」
「また買い物?いくらくらい?」
「…2〜3万くらい」
「え、クーラーボックスって何万もするの?」
そうなんです。ちゃんとしたものは普通にそれくらいする。釣り用に作られたやつは特に。
妻には「7年間使ったんだから、1年あたり4,000〜5,000円くらいだよ。シマノのやつで30,000円としても、7年なら1年4,300円。それで毎年夏の釣行の魚が安全に帰ってくるなら安い」と説明した。
「そう考えると……まぁいいか」
この計算、けっこう効く。
シマノ フィクセル ライト 22L を選んだ理由
結局、シマノの「フィクセル ライト 22L」にした。
決め手は3点。
- 22Lというサイズ感 — ハイゼットカーゴに積んでもかさばらない。泊まり釣行でも十分な容量
- 断熱性能 — 発泡スチロールと真空断熱パネルの中間グレードで、価格と性能のバランスが良い
- 軽さ — 空の状態で持ち運びやすい。セロー225で釣り場まで行くこともあるし、軽いに越したことはない
釣り仲間の間ではシマノかダイワが定番で、どちらも実績が長い。イエティは比較記事を書いたときの調査で「一度使うと戻れない」という声が多かったが、価格が跳ね上がるので今回は見送り。
ダイワも候補だった
シマノと最後まで迷ったのがダイワの「クールライン」シリーズ。こちらはラインナップが豊富で、5,000円台から30,000円超まで幅がある。
個人的にはシマノのほうが断熱材の使い方が好みだったが、ダイワのほうがカラーバリエーションが多くて見た目で選ぶならありだと思う。
道具の「換え時」って難しい
使えてるうちはなかなか換える気にならない。これはおれの性格の問題かもしれないけど、壊れてないものを捨てるのが苦手なタチで。
でも、「壊れてないけど性能が落ちてる」という状態は確かにある。クーラーボックスに限らず、ウェアとかロッドとかも、気づかないうちにゆっくり劣化してることがある。
たけちゃんの「換え時じゃない」は、ムカついたけど正しかった。
よくある質問
Q. クーラーボックスの換え時はどうやって判断すればいい?
「使えてるからいい」じゃなくて「性能が落ちてないか」で判断するのが正解です。おれの場合は、夏の一日釣行で氷がほぼ溶けてしまった実験をして換え時を確認しました。保冷力が落ちると魚が水に浸かった状態になるので、鮮度に影響が出ます。7年以上使っているなら一度試してみる価値があります。
Q. 釣り用クーラーボックスはいくら予算を見ればいい?
まともな保冷力を求めるなら2〜3万円が現実的な予算です。ホームセンターの5,000円クラスと比べると価格差を感じますが、7年使えば1年あたり3,000〜4,000円の差でしかない。長い目で見るとコスパが逆転します。妻への説明に「1年あたり〇〇円」の計算を使うと承認が降りやすいです。
Q. 釣り用クーラーボックスのサイズはどう選べばいい?
釣行スタイルによって変わります。日帰り1〜2人釣行なら15〜20L、泊まり釣行や大型魚を持ち帰るなら25〜35Lくらいが目安です。おれは車中泊釣行なのでハイゼットカーゴに積んでもかさばらない22Lを選びました。大きすぎると保冷剤が足りなくなるので注意です。
Q. シマノとダイワのクーラー、どちらを選べばいい?
どちらも実績のあるメーカーで大きな外れはないです。シマノ「フィクセル」シリーズは断熱材が厚くて保冷力が高め、ダイワは豊富なラインナップで価格帯の選択肢が広いという特徴があります。釣り仲間のリアルな使用感を聞くのが一番で、同じ釣り場に行く人たちの意見が参考になります。
Q. 「壊れていないけど換え時」というものが他の釣り道具にもある?
あります。おれが感じたのはウェアとラインです。ウェアは生地がへたってくるのに気づきにくく、ラインは経年劣化でブレイクしやすくなっています。特にラインは見た目ではわからないので、年1回の巻き直しを習慣にしています。ロッドのガイドも長期間使うと摩耗するので年に一度は確認しています。