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ゴールデンウィーク中盤、妻と息子が妻の実家に帰る日があった。

「2泊3日、好きにしていいよ」

いや、そんなこと言われてもな、と思いつつ、翌朝には荷物をまとめてセローのエンジンをかけてた。おれはそういう人間です。

目標は「渓流でテンカラを振れる場所」。以前から気になってた関東近郊の山間部、詳しい地名は書けないけど、地図で見つけた林道の奥に川があって、釣れるかどうかもわからないけどとにかく行ってみたかった。

走行距離は、往復でだいたい500km。


出発してすぐに迷った

自宅を出て1時間も経たないうちに、スマホのナビが林道の入口を見落として、気づいたら違う方向に進んでた。

Googleマップは林道を「道」として認識しないことがある。あと、山に入ると電波が切れて地図が更新されなくなる。セロー関連の別の記事でも書いたけど、林道ツーリングでナビに頼りすぎるのはやっぱり危ない。

30分ほどロスして、紙の地図と勘で正しいルートに戻った。

疲れた。まだ出発して2時間なのに。


林道は予想より深かった

目的の渓流まで、林道を20kmほど走る必要があった。

舗装されてる部分もあるけど、後半は本格的なダート。セロー225のタイヤ幅はそこまで太くないから、滑りやすい砂利では慎重に走る必要がある。

途中、倒木が1本道を塞いでて、エンジン切ってセローを押しながら横断した。ひとりでセローを扱うのはそこまで重くないから助かってる。重量は117kgくらいで、慣れると片手で傾けながら押せるようになる。

午後2時過ぎ、目的地の渓流に着いた。


川の音が聞こえた瞬間

林道の終点から少し歩いたところに、川があった。

水は透明で、石の上を薄く流れてる。

キャンプ場みたいに整備されてるわけじゃなくて、本当にただの川。人の痕跡がほとんどない。前日の雨のせいかちょっと増水してるかなとは思ったけど、テンカラを振るのに問題ないくらいの水量だった。

荷物からパックロッドを出した。おれが使ってるのはシマノのルアーマチック S60UL(4ピース)で、渓流釣りのタックルについての記事でも紹介した、バイク釣行専用の竿。

1時間ほど釣って、ヤマメが2匹。

どちらも15cmくらいの小さいやつで、リリースした。

でも満足だった。それよりも、釣りをしてる間ずっと川の音しか聞こえなくて、スマホも電波がなくて、それが思ったよりずっと気持ちよかった。


帰り道、膝が痛かった

帰路は別ルートで国道を走ったんだけど、連続400km近いロングツーリングのせいで、途中から膝が痛くなってきた。

セロー225はアップライトなポジションで疲れにくいといわれてるけど、5時間以上乗り続けると膝には来る。コンビニで休憩しながら、サービスエリアに寄りながら、深夜に自宅に帰り着いた。

「楽しかった?」と妻が聞いた。

「まぁまぁ」と答えた。

本当は「すごく楽しかった」んだけど、それを正直に言うと翌年のGWも同じことをしたくなるだろうし、妻実家への同行率を下げてしまいそうで、少し抑えた。


セローで行くからこそ

舗装路だけを走るなら、もっと速い、快適なバイクのほうがいい。でも林道の最奥まで入って、人がほとんど来ない川に着くためには、セローみたいなオフロードバイクが要る。

「釣り場まで行くこと」自体が釣りの一部になってる、そういう感覚。

車でアクセスできる釣り場も好きだけど、セローで行かないと辿り着けない川には、それだけの理由があることが多い。

まぁ、楽しけりゃいいよね。



よくある質問

Q. 林道ツーリングでGoogleマップのナビに頼っていい?

頼りすぎは危ないです。Googleマップは林道を「道」として認識しないことがあるし、山に入ると電波が切れて地図が更新されなくなります。おれはスマホナビで入口を見落として30分ロスしました。紙の地図を持っておくか、オフライン地図を事前にダウンロードしておくのが安全です。

Q. セロー225は長距離ツーリングに向いている?

アップライトなポジションで疲れにくいといわれていますが、5時間以上の連続走行になると膝に来ます。おれは400km以上のロングツーリングで膝が痛くなりました。コンビニやサービスエリアで定期的に休憩しながら走るのが現実的です。

Q. 林道で倒木や障害物があったときはどうする?

セローは重量が117kgほどで、慣れると片手で傾けながら押せます。倒木が道を塞いでいたときはエンジンを切ってセローを押しながら横断しました。無理に乗り越えようとせず、一度降りて押して対処するのが安全です。

Q. 渓流バイク釣行でヤマメを釣るのに一番大事なことは?

場所選びと時間です。釣れるかどうかわからなくても「地図で見つけた人の来ない川」に行く価値があります。おれは1時間でヤマメ2匹でした。川の音しか聞こえない場所で竿を振る経験は、釣果より釣り場に辿り着けたことの達成感の方が大きいです。

Q. セロー225でのバイク釣行で積載するパックロッドは何がいい?

シマノのルアーマチックMB S60UL-4(4ピース)を使っています。4ピースでバイクのバッグに収まるコンパクトさで、感度もよく渓流トラウト狙いに十分な性能です。林道釣行の最初の1本として入手しやすい価格帯でおすすめです。


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