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バイクで釣りに行くのは、車とは違う段取りが要ります。

荷物の量に制限があるし、天気が変わると行程が大きく変わる。出発後に「あれ、忘れた」となったときに取りに帰れない。だから計画を事前に固める習慣が大事になってきました。

正直なところ、おれは最初の頃この計画作りをかなり甘く見ていて、何度も痛い目を見ています。今回はその失敗ごと全部書きます。


釣り場は前日夜に確定する

バイク釣りで一番最初に決めるのは、どこで何を釣るかです。

行き当たりばったりで行ってもいいけど、バイクは荷物を多く積めないので、「この釣りをする」という前提で必要な道具だけを積む方が効率がいい。

前日夜に釣り場を決めたら、その釣り方に必要なタックルと仕掛けをリストアップする。「アジング行くならアジングタックルだけ」「渓流行くなら渓流タックルだけ」と絞り込む。全部積もうとすると積めません。

釣り場が決まったら、Googleマップで駐車スペースも確認します。バイクは車より止めやすいとはいえ、人気の港や渓流ポイントだと路上駐車禁止の場所も多い。「現地に着いたら止める場所がない」という状況は、できれば避けたい。ストリートビューで事前に見ておくとかなり安心です。


計画を立てすぎて失敗した話

まぁ、こんなことを偉そうに言っているおれですが、逆に計画を詰めすぎて失敗したことも何度かあります。

一番ひどかったのは、春先に静岡まで遠征したときです。「朝5時に磯に入って、昼にはメジナを10枚釣り上げ、15時には帰路につく」という分刻みのスケジュールを組んでいったんですよ。

で、実際に現地に着いたら、前日の雨で磯が滑りやすい状態で、入ろうとした場所には地元のおじいさんが朝イチから陣取っていました。別の磯に移動したら岩が濡れていて転倒しそうになって、安全を優先して結局フカセ釣りをあきらめてしまったんですよ。

帰り道、「おれは何をしに来たんだろう」と思いながらセローを走らせました。計画を完璧に守ろうとした結果、現地の状況に柔軟に対応できなかった。正直なところ、あのときの判断は今でも後悔しています。

それ以来「計画は大まかに、余白は多めに」を心がけるようになりました。


天気は3日前から確認する

バイクは雨に弱い。安全面だけじゃなく、道具が濡れる問題もある。

天気予報は3日前から確認して、降水確率が50%を超えていたら日程をずらす判断をします。当日の朝に見て「なんとかなる」と出発しても、山沿いで急に降られることがある。

渓流系の釣り場は特に要注意。川が増水すると釣りにならないし、帰れなくなることもある。

おれが使っているのはWindy(アプリ)とtenki.jpの2本立てです。Windyは風向きや雨雲の動きが視覚的にわかるので、「山の向こう側から雨雲が来ている」という判断がしやすい。普通の天気予報アプリより精度が高い印象があります。


道中で道に迷った話

釣り場へのルート確認も、前日の夜にやっておくべき作業のひとつです。

おれはある年の秋、長野の渓流に行ったとき、スマホのナビを信じて林道に入ったら途中で道が砂利から泥に変わってセローの腹が擦りそうになったことがあります。しかもその先で倒木があって進めなくなって。引き返したんですけど、バックしながら泥道を戻るのが怖くて、冷や汗をかきました。

バイクのナビはオフロード向けでも舗装路前提のルートを案内することがあります。特にマイナーな渓流や林道は要注意。Googleマップで事前に「航空写真」表示にして道路の状態を確認するか、釣り仲間のブログやYouTubeで「実際どんな道だったか」を調べてから行くようにしています。

正直なところ、ナビを過信しないことがバイク釣行の安全対策のひとつです。


道具の積載は「箱に入る量」で決める

トップケースやサイドバッグに入る量が上限です。

「これとこれとこれを絶対積む」→「あとは余った空間に入るだけ」の順で考える。ロッドケースはトップケースに縦に入るか、サイドに専用ホルダーをつけるかの2択になります。

ロッドがはみ出る積み方は危ないのでやらない。パックロッドを使えばトップケースに収まりやすいです。

おれのハイゼットカーゴでの釣り行なら荷物を全部車に積めますが、セローで日帰り釣行するときは「トップケース(38L)+シートバッグ(20L程度)」が上限と決めています。これ以上増やすとバイクのバランスが崩れて疲れやすくなる。釣りに行く前から疲弊するのは本末転倒です。



出発前の装備チェックリスト

おれが前日夜にやっているチェック内容をそのまま書きます。

釣り道具まわり

  • ロッド・リール・仕掛けは袋に入れてトップケースへ
  • 替えのライン・ハリス・針は防水ポーチにまとめる
  • タモ網は折りたたみ式でシートバッグ側面に固定

ウェア・装備まわり

  • レインウェアは必ず積む(雨予報なくても)
  • 偏光グラス・手袋・ライフジャケット
  • 飲み物と行動食(コンビニが遠い場所もある)

バイクまわり

  • 燃料確認(出発時点でタンク満タン推奨)
  • チェーンの張りと注油
  • タイヤの空気圧

正直なところ、このリストを頭の中だけで管理しようとすると必ず何か抜けます。おれはスマホのメモに保存して、前日夜に一項目ずつ確認しています。



帰路の段取りも計画に入れる

釣りに集中しすぎて帰りが遅くなるのを防ぐために、帰路の出発時刻を決めておきます。

「15時には出発する」と決めれば、釣りをやめる決断が楽になる。バイクは暗くなると危険が増すし、疲れているときの夜間走行はリスクが高い。

給油のタイミングも計画に入れる。釣り場が山の中や離島周辺だと、近くにガソリンスタンドがないことがある。

まぁ、釣れているときに「もう少し」と粘りたくなる気持ちはよくわかります。でもバイクで疲弊した状態で暗い山道を走るのは本当に怖い。帰路の安全が確保できてこそ、次回の釣行につながります。


まとめ

バイク釣りツーリングは計画が9割。出発してから困ることを減らすために、前日に道具・天気・積載・帰路の4点を確認しておくだけでかなり変わります。

それと、計画を立てること自体は大事なんですけど、現地の状況に合わせて崩せる「余白」も作っておくこと。完璧な計画より、修正できる計画のほうが結果的にうまくいく——これが長年バイク釣りを続けてきたおれの実感です。

まぁ、計画通りに行かないのもツーリングの面白さですが。


よくある質問

Q: バイクで釣りに行くときのロッドはどうやって積めばいいですか?

A: トップケースに縦に入れるか、サイドに専用のロッドホルダーを取り付けるかの2択です。はみ出す積み方は危険なので、パックロッドや振り出し竿を選ぶとトップケースに収まりやすいです。

Q: バイク釣りで天気予報はどのアプリを使えばいいですか?

A: Windyとtenki.jpの2本立てがおすすめです。Windyは雨雲の動きが視覚的にわかるので、山間部の釣り場では特に役立ちます。降水確率50%以上の日は日程をずらす判断をするのが安全です。

Q: バイク釣行でどのくらいの荷物が積めますか?

A: トップケース38L+シートバッグ20L程度が実用的な上限と考えています。これ以上増やすとバランスが崩れて疲れやすくなります。必要な道具に絞って積む習慣が、バイク釣りには欠かせません。

Q: バイクで釣りに行くときの帰宅時間はどう決めればいいですか?

A: 出発前に「遅くとも○時には釣り場を出る」と決めておくのが確実です。バイクは暗い山道や疲労時の走行でリスクが高まるので、釣りの時間より安全な帰路の確保を優先してください。

Q: バイク釣行で行き先をどう絞ればいいですか?

A: 前日夜に「何の釣りをするか」を一つ決めて、その釣りに必要なタックルだけを積む方法がうまくいきます。行き当たりばったりで全部積もうとすると、バイクに乗りきらないか積みすぎで走りが重くなります。


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