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バイクと軽バン、両方持っています。

釣りに行くとき、どっちで行くか毎回少し悩む。遠い釣り場はバイクで行ったことを後悔することがあるし、逆に「これはバイクで行けばよかった」と思う場面もある。

使い分けの基準が固まってきたので書きます。


バイクが向いている場面

道が細い釣り場・山の中の渓流

軽バンでも入れる林道はあるけど、バイクの方が断然楽。駐車スペースがない場所も、バイクなら路肩に停められる。セロー225は車高が低くて足つきがよいので、砂利道や泥道でも安心して止められるんですよ。

1日釣行(泊まりなし)

荷物が少なく、当日中に帰れる距離ならバイクが快適。渋滞を避けてすり抜けできるので、早朝出発が楽です。朝4時に起きてそのまま出発、というスタイルはバイクでこそできる気がしています。

1〜2本に絞ったタックルで釣る日

アジングだけ、渓流だけ、と道具を絞れる日はバイクで行って身軽に楽しめます。アジングロッド1本をキャリアに括り付けていけば、荷物は小さなリュックひとつで済む。


車が向いている場面

泊まりを伴う釣行

車中泊できる軽バン(ハイゼットカーゴ)があるなら、1泊以上はほぼ車一択です。荷物の量と快適さが全然違う。寝袋・クーラーボックス・調理道具まで全部積んでいけるのが軽バンの強みですね。

複数の釣り方を試したい日

「朝は渓流、昼からアジング、夜は夜釣り」みたいな欲張り行程は車の荷室があってこそ。タックル4〜5本を積んでおいても荷室に余裕があるのはハイゼットカーゴの恩恵です。

寒い季節の遠征

冬はバイクが体力的にきつい。長距離は特に。軽バンで行って車内で防寒するほうが圧倒的に楽です。11月以降の日本海側への遠征は、ほぼ車一択になっています。



おれがやらかした話——後悔した判断ミス3選

正直なところ、使い分けができるようになったのは失敗を繰り返したからです。

その1:11月の日本海、バイクで行って凍えた

確か3年前の11月上旬。「まだ大丈夫だろう」と思ってセローで日本海側の漁港に向かったんですよ。出発時点では曇りだったのに、海沿いに出た途端に横風と小雨。グリップヒーターはついていないし、合羽を着てもじわじわ体が冷える。釣り自体は2時間で諦めました。帰りは峠で気温2℃の表示。指先の感覚がなくなりかけて、本当に怖かった。あれ以来、11月以降の遠出はほぼ軽バンです。

その2:バイクでランガンしたら駐車場の段差でコケかけた

河口のシーバスを攻めていた日、ランガンするつもりで何ヶ所か移動したんですよ。3ヶ所目の護岸に入ろうとしたら、段差が思ったより高くて砂利に乗り上げてスリップ。転倒はしなかったけど、ヒヤッとしました。重い荷物を積んでいるとバイクの挙動が変わる。積載状態でのバイク操作は軽く見てはいけないと痛感しています。

その3:軽バンで林道を攻めて引っかかった

逆パターンもあって、「軽バンなら入れるだろう」と思って奥の渓流に向かったら、途中の道幅がどんどん細くなって枝が屋根を叩く音がしはじめた。最終的には切り返しもできない場所まで入ってしまって、バックで300メートル脱出。後ろから来る車がいなかったのが幸いでした。あそこはバイクで入るべき道でした。


積載量の現実——バイクに積めるものの限界

セロー225に釣り道具を積む場合、現実的な積載量についても書いておきます。

おれの場合、リアキャリアに防水バッグ(モトフィズのロールバッグ約20L)、タンクバッグに貴重品と行動食、という構成が基本です。この状態でロッド1〜2本(ロッドケース括り付け)、リール2個、着替え1泊分、が限界に近い。クーラーボックスは積めないので、キープしたい魚がいる場合は現地でコンビニ袋と保冷剤で代用するしかない。

正直なところ、「バイクで魚を持ち帰りたい」という要望があるなら車の方が明らかに向いています。リリース前提・その日の楽しみ重視ならバイクでも十分、という感じです。

軽バン(ハイゼットカーゴ)の場合は、後席を倒せば荷室に170センチ弱の就寝スペースが確保できる。クーラーボックスも45Lクラスまで余裕で積める。タックルを5セット積んでも荷室に人が入れるくらいの余裕があります。


両方使ってわかった正直な感想

バイクで釣りに行くときの「非日常感」は車では出せない。早朝の山道を走りながら川沿いに入っていく感覚は、バイクならではです。峠を越えたときに川の音が聞こえてくる、あの瞬間が好きで、おれはバイクをやめられないんですよ。

でも快適さで言えば車が断然上。泊まりの釣行は車の方が翌日の釣りのパフォーマンスが高い。疲れ方が違います。寝る前に荷室でカップラーメンを食べて、そのまま寝袋に入れる——この動線が作れるのは車中泊ならではです。

「日帰りはバイク、泊まりは車」というルールにしてから、どちらも満足度が高くなりました。


まとめ

バイクと車は対立するものではなく、それぞれ向いている場面が違うだけ。日帰り×身軽×山道ならバイク、泊まり×荷物多め×遠征なら車、で使い分けると無駄がありません。

まぁ、悩むこと自体が楽しいのかもしれない。どちらを選ぶかを考えながら前日の夜を過ごす時間も、釣りの一部だと思っています。


よくある質問

Q: バイクで釣りに行くとき、ロッドはどうやって運ぶのですか?

A: おれはリアキャリアに専用のロッドホルダーを取り付けて運んでいます。ロッドケースに入れてからキャリアに括り付けるのが基本で、2ピースロッド2本くらいなら問題なく運べます。長いロッドはあらかじめ短く分割できるモデルを選んでおくと楽です。

Q: 軽バン(ハイゼットカーゴ)で車中泊するとき、寒さ対策はどうしていますか?

A: 10月以降は寝袋の下にアルミの断熱マットを敷いて、窓全面にサンシェードを貼るのが基本です。正直なところ、マイナス5℃を下回る環境には向いていないと思っています。冬の本格的な遠征には軽バンより1ランク上の車の方が快適です。

Q: セロー225は釣りに向いていますか?他のバイクと比べてどうですか?

A: 細い林道や砂利道を走ることが多い渓流釣りには非常に向いています。シート高が低く取り回しが楽なので、初心者にも扱いやすいです。ただしトルクが細いので長距離の高速移動には向かない。釣りとツーリングを両立したい人には合っていると思いますよ。

Q: 荷物が多いとき、バイクの積載で注意することはありますか?

A: 重心が後ろに偏ると直進安定性が落ちます。重いものはなるべくシートに近い低い位置に積むこと、左右のバランスを均等にすること、この2点が大事です。積載しすぎると峠でサスペンションが底突きすることもあるので、積んだ状態で近所を走ってみて確認してから出発するようにしています。

Q: バイク釣行と車釣行で、釣れる魚の種類は変わりますか?

A: 直接は変わらないですが、入れる場所が変わるので間接的には変わります。バイクの方が細い道の奥まで入れるので、人が入りにくい源流域や漁港の隅まで行けます。逆に車があれば大きなクーラーボックスで持ち帰り前提の釣りができる。まぁ、どちらが釣れるかはその日の運次第ですが。


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