※ この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります(詳細

「釣れなかったら帰りたいって言い出すんじゃないか」と心配していたのに、実際には全然違う問題が先に起きました。

行きの車の中で息子が酔ったんです。港まで山道を30分走ったら、着く前に「気持ち悪い」になってしまって。海に着いてからも20分ほど車のそばでうずくまっていた。

その日は釣りどころじゃない状態からのスタートで、「子連れ釣り、最初から計画通りにはいかないな」と学びました。


場所選びで失敗した反省

息子が回復して釣りを始めると、別の問題が出てきました。

堤防の先端に釣り人がいたので、自分たちは中ほどに入ったんですが、足元にゴミが多い場所でした。仕掛けが引っかかったり、子供が踏んでコケそうになったり。堤防選びって、魚がいるかどうかより先に「歩きやすいか」を確かめるべきだったと気づきました。

その後から、子供と行くときの場所選びの基準を変えました。

  • 足場が平らで広い
  • 車を近くに停められる
  • 公衆トイレが200m以内にある
  • 釣り禁止看板がない(当たり前ですが重要)

この4点を先に調べてから行くようにしたら、現地での「失敗」がほとんどなくなりました。


タックルはセットでいい、という結論

子供の初めてのタックルをどうするか迷いました。

自分用の竿を貸す、というのも考えたんですが、大人用の竿は長くて重くて、子供にはバランスが難しい。結局、子供向けのサビキセットを一式買いました。

竿とリールがセットになっているもので、全部で3000〜4000円くらいのもの。バラで揃えるよりずっと安い。

重要なのは、「子供が自分で巻ける軽さ」です。大人目線で性能を選ぶと重くなる。子供が自分で魚を釣りたい、と思っているなら、扱いやすい軽さを優先したほうがいいです。


ライフジャケットだけは妥協しなかった

道具はセットで安くすませたけど、ライフジャケットだけは別で用意しました。

水辺にいる以上、落ちたときのことを考えておかないといけない。港の堤防は足元が海になっているし、子供は予測不能な動きをします。

自動膨張式は「使うとき」まで小さいままなので、子供が嫌がらずに着けてくれる。釣り中ずっと着用させていましたが、暑い日でなければ嫌がらずにいてくれました。

こればかりは金額より安心感を選んでよかったと思っています。


息子が初めて魚を釣り上げた瞬間

コマセを詰めて仕掛けを落として、5分くらいたったころ。

息子の竿先がぴくぴく揺れて、本人も「なんか来た気がする」と竿を立てた。「巻いてみて」と声をかけたら、少し重そうに巻き上げてきた。

水面に仕掛けが見えて、小さなアジが3匹ついていました。

息子はしばらくそれを見て、「釣れた」と小声で言った。

声が出なかったのか、ただ驚いていたのかわからないけど、その顔は覚えています。口元がにやにやしているのに、目が真剣なまま魚を見つめている顔でした。

その後は自分でコマセを詰めて、自分で仕掛けを落として、1時間で10匹以上釣っていました。


釣果より「また来たい」かどうか

数は大人の自分よりずっと多かったです。

子供はコマセをたくさん詰めすぎる傾向があって、それがかえって魚を引き寄せていたのかもしれない。釣り方の理屈を知らないほうが、変に考えずに自然とやっているように見えました。

帰り道で「次はもっと大きい魚が釣りたい」と言っていた。それで十分です。

釣果は大人が考えること。子供に必要なのは、「また来たい」と思う体験のほうだと、その日の帰り道に考えていました。

まぁ、楽しけりゃいいよね。


関連記事