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夏の釣りで、ユニクロのUVカットTシャツを着ていた時期があります。

「UVカットって書いてあるんだから十分だろう」という判断でした。半日サーフで釣りをして帰ったら、首の後ろと腕がしっかり焼けていた。Tシャツの袖口の形に日焼け跡が残るくらい。翌日ひりひりしながら後悔しました。

フィッシング専用のウェアに変えてから、夏の一日釣りの消耗度がはっきり違うと感じています。


夏の釣りに必要な3つの条件

釣りのウェアを選ぶとき、夏は特に3点が重要だと思っています。

① 日焼けを防ぐ(UVカット率)

ユニクロの「UPF50+」表示は悪くないですが、生地の密度や厚さによって実際の防御力は変わります。釣り専用ウェアは同じUPF50+でも、首・袖口まで設計が細かいものが多い。

釣りは何時間も屋外で同じ動作を繰り返すので、ウェアの縫い目や形通りに焼け跡が残ります。見た目の問題だけでなく、日焼け疲れが翌日以降まで残ります。

② 蒸れない(速乾性・通気性)

綿は汗を吸うけど乾かない。夏の釣りで汗だくになったTシャツが体に貼りついた状態で何時間も立ち続けるのはきつい。

ポリエステル系の速乾素材は、汗をかいても比較的早く乾いて体に張りつきにくい。強い日差しの下で動き回る釣りには、この素材が向いています。

③ 動きやすい(伸縮性・シルエット)

キャスティングで腕を大きく動かす動きや、渓流でしゃがんで立ち上がる動作が多い。タイトすぎると引っかかる感覚があって、何十回も繰り返すうちに疲労になります。

ストレッチ素材か、動きを意識した裁断のウェアを選ぶと、一日中動いても体の負担が違います。


上半身ウェアの選び方

ラッシュガード(長袖)

海釣りやサーフで使うのに向いています。腕全体をカバーできて、水に濡れても乾きが速い。波しぶきがかかる場面でも気になりません。

釣り専用のラッシュガードは、キャスティング時の腕の動きを想定した裁断になっているものが多い。スポーツ用・水泳用と見た目が似ていても、動作の快適さが違います。

フィッシングシャツ(長袖)

ポケット付きで小物を入れておけるのが便利。長袖でも生地が薄くて通気性があれば、半袖より日焼け対策として有利です。

夏でも長袖を着るようになってから、釣り後の日焼けダメージが大幅に減りました。見た目に「暑そう」と思われるかもしれないけど、実際は半袖より体への負担が少ないことが多い。



ボトムスは後回しにしがち

上半身に気を使うわりに、ボトムスは「ジーンズで行けばいいか」になりやすいです。

ジーンズは一度濡れると重くなって乾かない。波打ち際に近づいたり、浅瀬に入ったりする場面で、濡れた重いズボンで長時間立ち続けるのはきつい。

撥水加工のカーゴパンツ

水を弾いて乾きが速い素材が向いています。ポケットが多いものはルアーや仕掛けを入れておくのに便利。

渓流の場合はウェーダーが必須

渓流は水に入ることが前提なので、夏でもウェーダーが必要です。夏用の薄いウェーダーもあります。素材が厚いと蒸れるので、通気性の確認が重要です。


帽子とグローブを忘れがち

ウェア本体だけでなく、帽子とグローブも夏の釣りには大事です。

帽子

夏の釣りで帽子をかぶっていないと熱中症リスクが上がります。釣りにはキャップよりつば広のハットが向いています。横からの日差しを防げるので、耳・首の後ろまでカバーできます。

フィッシンググローブ

指先が出るタイプのグローブは、日焼け対策と魚の棘からの怪我防止の両方に使えます。魚を掴む動作で手を守れる実用性があります。


朝マズメにはヘッドライトも

夏の釣りで朝マズメを狙うなら、夜明け前に行動することになります。

ヘッドライトは両手が使えて、仕掛けを結んだりロッドセッティングをしたりするときに必要です。夏は日の出が早いので出番は短いですが、駐車場から釣り場まで歩くとき・足元の確認に使います。

明るさより「赤色LEDモード」があるかどうかが重要です。白色光で目が慣れると、暗い水面が見えにくくなる。赤色LEDは夜目を維持したまま手元を照らせます。


釣り専用品を選ぶ理由

ユニクロや無印のアウトドア系ウェアでも機能的なものはあります。値段を考えると悪くない選択肢です。

それでも釣り専用ウェアに変えてから変わったのは、「釣りの動作に最適化されている」という感覚です。ロッドを持った姿勢での腕の動き、魚を掴むときの前傾姿勢、クーラーボックスを持ち上げる動作——これらに合わせた裁断がされているものは、一日動いても引っかかる感覚が少ない。

値段が高ければいい、というわけではないけど、素材と動作設計を確認してから選ぶと後悔が少ないです。


まとめ

夏の釣りウェアは「UVカット・速乾・ストレッチ」の3条件で選ぶと失敗が少ない。

日焼けは翌日・翌々日のダメージが大きく、消耗のまま次の釣りに行くことになります。夏の釣りを長く楽しみたいなら、ウェアへの投資は惜しまない方がいいと思っています。

ユニクロのTシャツで十分と思っていた時代もあったけど、今は戻れない。機能の違いを体で覚えてしまうと、元には戻れないものです。


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