「2年間で釣り道具にいくら使ったんだろう。ちゃんと使ってるものと、引き出しの奥に眠ってるものって、何が違ったんだろう」
そういうことを考えながら、先月押し入れを全部出して記録してみました。
釣りを本格的に始めてから2年ちょっとが経ちます。
途中でアジング、エギング、渓流、投げ釣り、穴釣りと手を広げたので、道具は増える一方でした。先月、押し入れを整理したとき、購入履歴を確認しながら全部並べてみたら、2年間で総額14〜15万円くらい使っていました。
釣り趣味の出費としては多いのか少ないのかわからないけど、「ちゃんと使っているもの」と「ほぼ使っていないもの」がはっきり分かれていました。
残った道具TOP5
2年使い続けているものを正直に書きます。
1つ目は3ピースのコンパクトロッド(アジング兼用)。車中泊釣行だと積載スペースが限られるので、コンパクトに収まる竿は重宝しています。硬さも汎用性があって、ちょっとした投げ釣りにも使っています。
2つ目は2500番の小型スピニングリール。最初に買って今も使っています。アジングとエギングで酷使しているけど、まだ問題ない。洗い方を気にしてメンテナンスすれば長持ちするとわかりました。
3つ目は渓流用のウェーダー。セローで渓流に行くことが増えたので、買って良かった道具の筆頭です。入れる場所が格段に広がりました。
4つ目は偏光グラス。なんとなく敬遠していたけど、使い始めたら手放せない。水面の反射が消えると根がかりしやすいポイントが見えるし、目の疲れ方が違う。あれは早めに買うべきでした。
5つ目は折りたたみバケツ。200円くらいのやつを2個持ち歩いています。魚の活かし、仕掛けの洗い、なんにでも使える。地味に必要不可欠な道具です。
手放した道具3選
使えなかったものも正直に書きます。
1本目は2000円台のエギングロッド。穂先が柔らかすぎてエギを動かしにくく、アタリもわかりにくかった。半年で使わなくなりました。ロッドだけは予算をかけてほうがいいと痛感しました。
2本目は安い磯竿セット(竿+リール+ライン巻き済み)。最初の投げ釣り用に揃えたもので、竿の継ぎ目がゆるくてキャストのたびに抜けそうになる。リールの巻き心地も引っかかる感じがあって、釣りに集中できなかった。3000円のセットだったけど、その後に買いなおしたものと比べると明らかに違いました。
3本目はルアーケース(大きすぎるタイプ)。A4サイズくらいの深型ルアーケースを買ったけど、釣行バッグに入らない。棚に飾っているだけになっています。道具は「自分のバッグに入るか」を先に考えてから買うべきでした。
「高い道具は長く使える」は本当か
ある程度は本当です。
ただ、すべての道具で高いものを選ぶ必要はないと思っています。竿とリールは安いと確実に釣りの質が落ちます。感度が悪い、重い、壊れる。ここはケチらないほうがいい。
小物類(仕掛け、エサ、バケツ、プライヤーなど)は安くても問題ないことが多い。消耗品は特に安いほうがいいくらいです。
要は「手が直接触れる道具」と「安くて問題ない消耗品」を分けて考えることで、予算の使い方が整理されてきました。
次に欲しい道具
今のところ一番欲しいのは磯釣り用の玉網です。
グレやチヌが大きくなると抜き上げに限界があるので、ちゃんとした玉網がそろそろ要ると思っています。継ぎ式の柄が長いタイプが必要で、これは値段と相談しながらいずれ。
カヤック用のロッドホルダーも気になっています。カヤック本体はまだ検討段階ですが、道具から先に調べてしまうのは釣り人あるあるでしょうか。
道具選びの哲学
2年間で僕が決めたことがあります。「現場で使えるかどうかだけで判断する」ことです。
見た目がかっこいい、ブランドが有名、他の人が持っている。そういう理由で買うと、大抵自分の釣りスタイルに合わなかった。逆に地味でも、車中泊の積載スペースに収まって、ひとりでセッティングできて、海水に浸けてもすぐ洗える道具はずっと使い続けています。
高くても安くても、「現場で使えるか」が唯一の基準です。
まぁ、楽しけりゃいいよね。
よくある質問
Q. 釣り入門のタックル予算はどれくらいが現実的ですか?
A. ロッド+リール+ライン込みで1万5,000〜2万円を目安にしています。安すぎる(5,000円以下のセット)と感度が悪くアタリがわからず「釣れない→面白くない→やめる」になりやすい。最初から高いものは要らないけど、最低ラインは超えてほしい。
Q. 安いロッドとリールって、実際どこが違いますか?
A. ロッドは「感度」と「重さ」。安いと穂先が柔らかすぎるか硬すぎるかどちらかで、アタリが伝わりにくい。リールは「巻き心地」と「耐久性」。安いと数百回の使用で巻き感が変わってくる。手が直接触れる道具はケチらないのがセオリーです。
Q. 道具を増やしすぎないコツはありますか?
A. 「今の釣りに絶対に要るか」を一晩おいてから考えるようにしています。釣り場でその道具がなくて困った経験があるか。あるなら買う。なんとなく欲しいだけなら待つ。釣り道具は物欲を煽られやすいので、一晩ルールは結構効きます。
Q. 手放した道具はどうしましたか?
A. メルカリです。2000円のエギングロッドは500円で売れました。使わないまま押し入れに入れておくより、必要な人に届いた方がいい。ただし、竿とリールは事前に「継ぎ目のがたつき」「巻き心地」を正直に記載してから出品しています。
Q. 初心者が最初に揃えるべきものを3つ挙げるとしたら?
A. ①汎用スピニングロッド(2,500〜3,000番対応のL〜ML)、②2500番スピニングリール、③偏光グラス。この3つがあれば港のアジング・エギング・投げ釣りは対応できます。ウェーダーや大型タックルバッグは「必要になってから」で遅くありません。最初の失敗は「先に道具を揃えすぎること」です。