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【結論から先に】

  • 年数回の軽い釣り → ユニクロのブロックテックアウターでなんとかなる
  • 月2〜4回の普通の釣行 → ワークマンの防水レインスーツ(上下5,000円前後)が最強コスパ
  • 週1以上・釣りを本気で快適にしたい → ヒマラヤで釣り専用ウェアを選ぶのが正解

釣り歴10年以上で、ウェアだけは長いことケチっていました。

「防水なら何でもいい」と思ってユニクロのアウターで3シーズン釣りに行ったんです。悪くはないんです。でも去年の秋、三浦半島の堤防で夜釣りをしていて気づいた。「おれ、4時間ずっと快適じゃなかったかも」って。

ワークマンを試して、それからヒマラヤの釣り専用ウェアを試して、やっとわかったことがあります。


ユニクロのアウターで夜の堤防に行ったら蒸れて凍えた話

秋の夜釣り、気温15℃くらいでした。

ユニクロのブロックテックパーカを着て行きました。薄いし軽いしストレッチが効いてて、普段はお気に入りの1着。

最初の1時間は快適でした。問題はその後。

夕方から風が出てきて、波しぶきが周期的に上がってくる。袖口から、それから衿の縫い目あたりから、じわじわと濡れてくる感覚。「あ、これ浸水してる」ってわかった瞬間に体が急に冷え始めました。

さらに内側が蒸れてた。動いていたから体の熱で内側が湿っていて、寒さと蒸れが同時に来た。ロッドを持つ手が悴んで、アタリがあってもうまく合わせられなかった。

4時間の釣行で釣果3匹。帰る頃には「寒い、帰りたい」しか考えていなかった。

あの夜が「ウェアをちゃんと考えよう」と決めた転換点です。


3ブランドを試してわかったこと

項目ユニクロワークマンヒマラヤ(釣り専用)
防水・防風性△(小雨・軽い風まで)○(本格防水)◎(釣り専用防水)
動きやすさ○(ストレッチ)△(やや硬め)◎(キャスティング想定の裁断)
蒸れにくさ△(透湿性が低い)○(透湿素材あり)◎(高透湿素材)
釣り機能(ポケット等)✗(なし)△(最低限)◎(専用ポケット配置)
価格帯(アウター)8,000〜10,000円3,000〜6,000円15,000〜40,000円
耐久性(体感)2〜3シーズン3〜4シーズン5シーズン以上

ユニクロ ブロックテックアウター:正直な評価

ユニクロの防水・防風アウターといえばブロックテック。価格は8,000〜10,000円前後で、見た目がスマートで普段着と兼用できるのが最大のメリット。

釣りで使ったときの正直な感想です。

小雨ならいける。波しぶきが少量かかる程度なら問題ない。ストレッチが効いているのでキャスティングのときに肩が引っかかる感じもない。

ただし本降りの雨には向かない。縫い目テープ処理が入っていないモデルが多く、強い雨が30分以上続くと縫い目から染みてくる。

それと透湿性が低い。動いて体が熱を出しても、湿気が外に逃げにくい。2〜3時間の釣行で内側が蒸れてくる。

街着として釣りに行く年数回の人向け、というのがおれの結論です。


ワークマン 防水レインスーツ:正直な評価

ワークマンを釣り用ウェアとして試したのは、釣り仲間のはせさんに勧められたから。「コスパが全然違う」って言うんですよ。

「ワークマンって現場用じゃないの」って思ってたんですが、近所の店に行ったら釣りやキャンプを意識したアウトドアラインがあった。防水レインスーツが上下セットで4,000〜5,900円。

縫い目テープ処理が入っているモデルを選べば、本降りの雨でも中が濡れない。透湿性能が表記されているモデルもあって、ユニクロよりも蒸れが抑えられる。

実際に秋〜冬の釣行に10回以上連れ出しました。防水性はしっかりしてて、ユニクロのときのような「じわじわ染みてくる」感覚はなかった。

弱点は動きやすさ。生地が硬めで、キャスティングするときに肩まわりが若干引っかかる感覚がある。長時間のランガンで肩が疲れやすい。

あとポケットの配置が汎用品なので、ロッドを持ちながら仕掛けを出し入れするには向いていない。

それでも週1〜2回の釣行なら、ワークマンは十分な選択肢です。コスパで考えると文句のつけようがない。


ヒマラヤの釣り専用ウェア:正直な評価

ヒマラヤで釣り専用ウェアを試着したとき、最初に思ったのは「高い」でした。シマノやダイワのフィッシングスーツが15,000〜40,000円。「ウェアにそんなお金」って。

でも試着した瞬間に感覚が変わりました。

腕を上げたとき、肩まわりが全然引っかからない。ユニクロでもワークマンでも感じていた「肩が突っ張る感覚」がない。釣りのキャスティング動作を想定した裁断をしているから、実際に振る動作をしても生地が引っぱられない。

ポケットの配置も実釣を想定していて、ロッドを持ちながら右手でルアーが取り出せる。細かいことなんですが、3時間の釣行で何十回もやる動作だから、蓄積の差が大きい。

素材も高透湿性のものが多く、ランガン中の蒸れが格段に抑えられる。

価格は高いけど、5シーズン以上使えることを考えると1シーズンあたりのコストはワークマンと大差なくなる。それ以上に「釣行中の快適さ」が全然違う。

おれは今年、ヒマラヤで秋冬用のフィッシングスーツを買いました。これは買って損なかったと思っています。


おれの結論:釣りの頻度で選ぶブランドを変えていい

3ブランドを使い比べて思うのは、どれが正解かではなく「自分の釣りの頻度に合ったものを選ぶ」が大事だということ。

年数回の釣行なら、ユニクロのブロックテックで十分です。普段着と兼用できるし、軽い雨は防げる。ウェアに予算をかけるより、ルアーや仕掛けを増やすほうがいい。

月2〜4回の釣行なら、ワークマンのレインスーツが最強コスパ。防水性も透湿性もしっかりあって価格が安い。防水ブーツや手袋も揃えやすい。

週1以上釣行するなら、ヒマラヤで釣り専用ウェアを選んでほしい。キャスティングのしやすさ、蒸れにくさ、ポケット配置の差は、頻繁に釣りをするほど体感で大きくなります。

おれは今、秋冬はヒマラヤの釣り専用スーツ、夏は防水性の高いアウターをワークマンで揃えています。ユニクロはもう釣りには使っていない。

まぁ、楽しけりゃいいよね。


よくある質問

Q. 釣り用ウェアはユニクロのブロックテックで代用できますか?

軽い雨の日帰り釣行なら代用できます。ただし本降りになると縫い目から染みやすく、透湿性が低いため長時間着ていると蒸れます。週に何度も釣りに行くなら、キャスティング時の動きやすさとポケット配置の面で釣り専用ウェアのほうが快適です。

Q. ワークマンの防水ウェアは釣りに使えますか?

十分使えます。コスパは3ブランドの中で最高で、縫い目テープ処理ありのモデルは本降りにも対応できます。唯一の弱点はキャスティング時の動きにくさで、釣り専用設計の生地には及びません。週1〜2回の釣行なら十分な選択肢です。

Q. ヒマラヤで釣り用ウェアを買うメリットは何ですか?

釣りの動作を想定した裁断と、高透湿素材による快適性です。キャスティング時に肩が引っかからず、ランガン中の蒸れも抑えられます。ポケット配置も釣りに特化しているため、ロッドを持ちながらルアーや仕掛けの出し入れがスムーズです。5シーズン以上使えることを考えると長期的なコスパも良いです。

Q. 釣り用レインウェアの透湿性はどのくらいあれば十分ですか?

最低でも5,000g/㎡/24hが目安です。釣り専用ウェアでは10,000〜20,000g/㎡/24hのものが多く、ランガンを繰り返す釣行でも蒸れを抑えられます。ワークマンの高透湿モデルも10,000g前後のものがあり、コスパの面では優秀です。

Q. 冬の車中泊釣行にはどんなウェア構成が向いていますか?

アウターに防水・防風性の高いフィッシングスーツ、インナーにダウンや発熱系フリース、ミドルレイヤーにフリースジャケットの3レイヤーが基本です。冬は風と寒さがアウターの防風性に直結するため、アウターだけはケチらないほうがいい。ヒマラヤの釣り専用スーツは防風性も高く、冬の車中泊釣行でも頼りになります。


まとめ

ユニクロのアウターで蒸れながら凍えていたころのおれが、今のおれを見たらびっくりすると思う。

釣り専用のウェアで釣りをするようになってから、釣行中の集中力が上がった。「寒い、早く帰りたい」じゃなくて「もう1投、もう少し粘ろう」って思えるようになった。

ウェアは「釣りを快適にするインフラ」です。ロッドやリールと同じくらい、快適さに直結する。


著者の本


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