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「この道具、ちゃんと選んでたら別のを買ってたな」

釣りを始めて10年以上。こういう後悔、数え切れないくらいあります。

寝袋を選び間違えて真冬の車中泊で一睡もできなかった話、タックルの組み合わせを間違えて魚が釣れなかった話、安いクーラーボックスを買って保冷力が足りなかった話。

失敗に使ったお金を合計したら、相当な額になると思います。


なぜ失敗するのか

道具選びで失敗する理由は、だいたい同じです。

「とりあえず安いもので試す」という判断をしてしまうこと

これ自体は悪くない。でも、釣りの道具には「安いもので試すとそもそも釣れない」という種類のものがある。寝袋・ロッド・ウェーダーなどは、ある程度のラインを下回ると機能しない。

逆に「高ければ良い」も間違いで、用途に合わない高スペックを買っても意味がない。

結局、「何に何を使うのかを理解した上で、適切なものを選ぶ」しかないのですが、最初はその「理解」がないから失敗する。


情報を調べてもわからない理由

Webで調べれば情報はあります。でも、気になることがあって。

検索上位の記事の多くは「おすすめ10選」「比較ランキング」で、実際に使った話が少ない。

「3年使ってみてこの部分が想定外だった」「冬に使ったら保温力が足りなかった」という、失敗込みの体験が書いてある記事は多くない。

ポジティブな情報しかないと、選ぶ側は失敗のリスクを想像できない。


やまちゃんが実際にやった失敗3選

失敗1:寝袋で一睡もできなかった夜

1月の伊豆。ハイゼットの荷台で車中泊しながら翌朝のメバルを狙う予定だった。

持っていった寝袋は「快適温度10℃」と書いてあるもの。気温は夜中に5℃を下回った。結果、朝まで体を丸めて震えながら夜を過ごした。釣りどころではなかった。

後から知ったのだが、寝袋の「快適温度」は「その温度でちょうど快適に眠れる」という意味ではない。「快適使用温度」と「限界使用温度」が別にあって、快適温度10℃の寝袋で冬を乗り切ろうとするのはそもそも無理だった。

寝袋は表示温度より10℃低い環境での使用を想定して選ぶのが正解です。

失敗2:「万能竿」は何にでも中途半端

釣りを始めたばかりの頃、1万円以下の「万能竿」を買った。確かに何にでも使えた。ただ、何をやっても中途半端だった。

エギングに使ったら軟らかすぎてアタリが感触として伝わってこない。サビキに使ったら今度は硬すぎて手元に来ない。ちょい投げには長すぎる。

結局、半年のうちにエギング用・ライトゲーム用の2本を買い足した。最初から釣り方を決めて専用竿を1本選んでいたら、合計金額は同じか安く済んでいた。

失敗3:安いクーラーボックスで魚が食べられなくなった

2000円台のソフトクーラー。夏の堤防で小アジを釣って入れた。3時間後、氷が全部溶けていて魚の鮮度が半分落ちていた。半分以上を刺身にできず、炒め物にしてなんとか食べた。

クーラーボックスの保冷力は値段とだいたい比例します。ソフトクーラーと1万円以上のハードクーラーでは、夏の炎天下での保冷持続時間が3倍以上違う。釣った魚を美味しく食べたいなら、クーラーだけはケチらない方がいい。



このサイトで書いていること

このサイト「やまちゃんの釣りキャンプ日記」では、以下のことを意識して書いています。

1. 実際に使ったものだけ紹介する

「使っていないけどスペックがいいから紹介する」はやってないつもりです。記事に出てくる道具は、基本的に使ったことがあるものです。

2. 失敗した話も書く

良かった点だけ書く記事は信用できないと思っている。弱点・自分が感じた不満・失敗した経験も書いています。

3. 「誰向けか」を書く

全員に向いている道具はない。「〇〇な人には向く、△△な人には向かない」という情報を入れるようにしてます。


道具選びに「外れにくい選び方」はある

失敗を重ねて気づいたことがあります。

釣りの道具選びに「絶対の正解」はないけど、「外れにくい選び方」はある。

  • 予算を決める前に「何をするか」を決める。 釣り方・場所・対象魚が決まって初めて必要なスペックが見えてくる
  • レビューの数より「どういう人が書いているか」を見る。 同じ使い方をしている人のレビューだけが参考になる
  • 寝袋・クーラー・ウェーダーはケチらない。 この3つは安すぎると「機能しない」ことがある

このサイトでは、やまちゃんが10年以上の失敗から絞り込んだ「これは買って損なかった」をカテゴリ別に紹介しています。釣りだけでなく車中泊・キャンプ・バイクも含めて、週末アウトドアに必要な道具の選び方を書いていくつもりです。



釣りとキャンプの組み合わせについて

「釣りキャンプ日記」というサイト名の通り、釣りとキャンプを組み合わせています。

セロー225で林道を走って渓流釣りをするバイク釣行、ハイゼットカーゴで行く車中泊釣行、家族と行く海辺キャンプ。

どれも「釣りをするためのキャンプ」か「キャンプするための釣り場探し」みたいな感じで、どちらかが主でどちらかが従、ということもなく好きで続けてます。

釣りとキャンプを両方やっていると、道具の選び方も変わってきます。釣りだけなら必要のないシュラフやクッカーが、車中泊をするなら必要になる。逆にキャンプだけなら使わない偏光グラスやライフジャケットが、釣りと組み合わせると必須になる。

2つの趣味をまたいで使える道具・それぞれに専用が必要な道具、その整理もこのサイトで書いていこうと思っています。


このサイトを読んでほしい人へ

道具選びで迷っている人に読んでほしいです。

特に、これから釣りを始めようとしている人。最初に何を揃えたらいいか、予算はどれくらいか、そういう基本的なところから書いています。

10年以上釣りをしてきた人間が「最初から知っておきたかった」と思うことを、できる限り正直に書くつもりでいます。

まぁ、楽しけりゃいいよね。


よくある質問

Q. 寝袋の「快適温度」の意味を誤解していたとのことですが、正しい選び方は?

「快適温度10℃」の寝袋で冬の伊豆に行って一睡もできませんでした。快適温度はその温度でちょうど眠れる目安で、冬に使うなら表示温度より10℃低い環境を想定して選ぶのが正解です。おれは今なら使用環境の最低気温より10℃は余裕のあるモデルを選ぶようにしています。

Q. 「万能竿」を買うのは失敗ですか?

万能竿は確かに何にでも使えるんですが、エギングには軟らかすぎてアタリが取れず、ちょい投げには長すぎて使いにくかった。おれの場合、結局エギング用とライトゲーム用を買い足したので、最初から釣り方を決めて専用竿を1本選んでいたら、トータルの出費は同じか安く済んでいたと思います。

Q. クーラーボックスは安いもので十分ですか?

夏の釣りに限っては、クーラーボックスだけはケチらない方がいいです。2,000円台のソフトクーラーだと3時間で氷が全部溶けて魚の鮮度が落ちます。釣った魚を美味しく食べたいなら、ハードクーラーで1万円以上のものを選ぶべきです。保冷力は値段とだいたい比例します。

Q. このサイトの記事はどんな基準で道具を紹介していますか?

実際に使ったことがあるものだけ紹介するようにしています。スペックだけ見て「良さそう」という紹介はやっていないつもりです。良かった点だけでなく弱点や失敗した経験も書いていて、「〇〇な人には向く、△△な人には向かない」という情報も入れるようにしています。

Q. このサイトは誰向けに書かれていますか?

特にこれから釣りを始めようとしている人に読んでほしいです。おれが10年以上釣りをしてきて「最初から知っておきたかった」と思うことを書いています。何を揃えたらいいか、予算はどれくらいか、そういう基本的なところから書いているので、道具選びで迷っている人の参考になると思います。


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